【本日発売!】 レクサス「LM」に6座仕様車”バージョンL”追加設定 安らぎと創造性を提供

公開 : 2024.05.09 13:30

レクサスはミニバンのLMに6座仕様車であるグレード「バージョンL」を追加設定し、本日より発売を開始しました。今までの4座/7座仕様に加え「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義を見直したとのこと。

レクサスLMに「バージョンL」追加

レクサスは「LM」の国内仕様ラインナップに6座仕様車「バージョンL」を追加設定し、本日より発売する。メーカー希望小売価格(税込)は1500万円となる。

初代LMは主に中国やアジア地域でのショーファードリブンMPVの需要に応えるため2020年に販売を開始。4座/7座仕様を提供し、好評を博してきたと同社は語る。

新型レクサス「LM」バージョンL
新型レクサス「LM」バージョンL

LMは2023年のマーケットにおける顧客の価値観の変化を受け、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義を改めて見直し、全面刷新。すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指したという。

乗員は不快なノイズや振動を気にすることなく、さらにドライバーは素直で正確な操縦性などにより、運転の楽しさを実感できると述べた。

内外装の詳細

エクステリアデザイン

気品のある存在感と空力性能を考慮した、機能的本質と動的性能がスタイリングからも伝わるレクサスとデザインランゲージに沿ったものとなっている。

インテリアデザイン

前席周りは運転に集中できる機能性と上質感を兼ね揃え、後席はゆったりと過ごせる広さと仕立てのいいシートやトリム、そしてあらゆる時間の過ごし方に対応できるさまざまな装備を用意する。

新型レクサス「LM」バージョンL
新型レクサス「LM」バージョンL

国内では、次世代レクサスが多様な顧客の選択肢として提案する新たなフラッグシップモデルとして、2023年に4座仕様車の「エグゼクティブ」を発売し、多くの高いご評価を受けたという。

新たに追加する6座仕様車の「バージョンL」は「エグゼクティブ」同様に「素に戻れる移動空間」をコンセプトに開発し、クルマとしての素性を徹底的に鍛え上げ「対話のできる走り」を追求したほか、運転する楽しさと、乗り心地や静粛性を両立した。

6座仕様車では、ビジネスやプライベートを含む顧客の様々な利用シーンを想定し、開放感と見晴らしに配慮しながら、多人数乗車においてもパーソナル感を尊重したリラックスできる室内環境づくりに力点を置き、「ラグジュアリームーバー」ならではのきめ細やかな心遣いと多彩な装備で、すべての乗員が自然体で過ごせる居住空間を提供すると述べた。

快適性と利便性の開放的なインテリア

レクサスは今回、顧客が素に戻れる時間を提供すべく、人間中心の考え方に基づいた精緻なつくり込みを行ったと発表している。

室内高のあるパッケージを生かしながら、広く心地よい空間を水平・垂直を基調としたシームレスなデザインテーマで表現し、リビングのようにくつろげる世界観を追求した。

新型レクサス「LM」バージョンL
新型レクサス「LM」バージョンL

6座仕様車は、どのシートでも快適に過ごせるようバッケージングに考慮してシートを配置。大人6人の定員乗車でもゆったり座れるよう、前後左右の乗員との距離を十分に確保している。

開放感・見晴らしに配慮しながら、前後左右に広がりのあるトリムやオーバーヘッドコンソールを配し、多人数乗車においてもパーソナル感を尊重した、リラックスできる空間を追求。

2列目シートには左右席それぞれにマルチオペレーションバネルを装備、後席オーバーヘッドコンソールは3列目シートからの使用性にも配慮し、助手席のヘッドレストは前方可倒、上下調整が可能。後席の開放感と見晴らしに配慮した、より快適な空間づくりに寄与する。

乗員に最適な車内環境の実現をサポートする「リアクライメイトコンシェルジュ」は、エアコン/シートポジション/サンシェード/照明などを統合制。

4種類のブリセットモード「Dream / Relax / Focus / Energize」に加え、乗員の好みに応じてカスタマイズできるモードも用意し、より快適な空間を提供するという。

4種のプリセットモード

Dream

足を中心に全部位を温める空調と明るさを落とした空間で、至福の時を演出。

Relax

足を中心に全部位を温める空調と安らさを感じる照明で、くつろぎの空間を演出。

Focus

顔を中心に上半身を冷やす空調と爽やかな照明で、集中しやすい空間を演出。

Energize

シートヒーターのオン/オフを繰り返す温熱刺激と高揚感が高まる照明で、活力がわく空間を演出。

インテリアカラーは「ソリスホワイト」と「ブラック」

ソリスホワイト

カッパー色のアクセントを加え、華やかさの中にも心地良さが感じられる、モダンプレミアムな世界観を表現する。

「ブラック」

黒の中にダークグレーを加えて、ニューフォーマルな世界観を表現する。

リア席スライドドアトリムには、コントロールバーフォレーションを施した表皮を採用。精緻にグラデーション配置した現代的な柄のパンチングから、レイヤー構成の金属調加飾を透かせることで、先進日つもダンな世界観が表現されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

レクサスの人気画像