はじめての愛車物語 思い出は懐かしく 思わず未練も

2019.03.02

100字サマリー

はじめての愛車といえば、印象深い1台のはずですが、それもひとそれぞれの様です。英国版AUTOCARスタッフが語る思い出は記憶も曖昧なものの、いざ再会を果たしてみれば、やはり忘れ得ぬ1台だったことに間違いはありませんでした。皆さんの場合はいかがでしょう?

もくじ

警戒警報発令 はじめての愛車
記憶は曖昧 そして再会
大きな違い 賢明な判断
スタイリングの秘密 思わず未練も
番外編:AUTOCARスタッフが語る はじめての愛車

警戒警報発令 はじめての愛車

1982年3月8日正午、王立災害防止協会(RoSPA)の警報レベルがオレンジに引き上げられた。AUTOCAR英国編集部のコリン・グッドウィンに運転免許証が発行されたのだ。

同日午後2時には警戒レベルがレッドとなった。グッドウィンが初めての愛車を手に入れたからだ。

この単なる紙切れに過ぎない運転免許証を取得するのに、ほぼ2年を費やしていた。運転免許庁(DVLA)のスタッフか、運転テストの実行部隊がストライキを起こしていたために、テストを待つ長蛇の列ができていたのだ。

ぶっつけ本番だったが、キャンセル枠に申し込み、プラグに不具合を抱えた友人のフィアット127スポーツで1週間遅れのテストに臨んだものの、結果は不合格であり、まさに泣きっ面に蜂だった。


ともかく、(合法的に)単独行動がしたかったので、クルマ選びに時間を費やしている余裕などなかったのだ。

こうして選んだのが、ヴォクゾール・ヴィヴァHBのSL90だった。1967年式モデルで、ブラシで塗られたボディにはすでに錆が発生し、1.2ℓエンジンのパワーもお話にならなかったが、40ポンドで手に入れることのできた初めての愛車だった。

だが、そんなパワー不足も、友人の多くが米国製マッスルカーに乗っており、このヴォクゾールが積む4気筒エンジンは、彼らの嘲笑の種でしかなかったのだから、大した問題ではなかった。

 
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