【もうすぐ日本初公開】 新型コルベット、なぜミドシップになったのか? 真のライバルとは

2019.12.28

コルベットはFRであるべきか?

コルベットはFRであるべきか?

こうした議論は、筆者の体験を紐解くと、2000年代前半頃からGM関係者の中で行われていた。

多くのユーザーは「いつの時代でもコルベットが最善パフォーマンスとなることが第一」と理解を示した。
多くのユーザーは「いつの時代でもコルベットが最善パフォーマンスとなることが第一」と理解を示した。

特に、C6(第6世代)が登場した2005年頃、当時のコルベット・チーフエンジニアは将来のコルベットのあるべき姿のひとつとして、「他のレイアウト」の可能性について言及していた。

そのきっかけは、リトラクタブルライトの廃止だった。1963年登場のC2(第2世代)からスティングレーというデザインコンセプトのもと、コルベット=リトラクタブルライトという商品イメージが定着した。

C6開発にあたって、パフォーマンスを上げるために車体構造を大幅に見直す上で、リトラクタブルライトを採用した際に生じる、空力的、また前後重量バランスを追及する上でのネガティブ要因となるため、リトラクタブルライトを継承しなかった。

C6開発中の事前調査の段階で、一部ユーザーからは反発の声も上がったようだが、多くのユーザーは「いつの時代でもコルベットが最善パフォーマンスとなることが第一」と理解を示した。

今回のFRからミドシップ化について、リトラクタブルライト案件と比べれば遥かに大きな変化だが、ユーザーのGMに対する期待としては、同じ方向にあると思う。

 
最新海外ニュース