【ジープ 過去最高を記録】輸入車、2019年度販売は5%減 ポルシェ/フェラーリ、3月に伸ばす

公開 : 2020.04.07 12:27  更新 : 2020.04.08 20:09

特別仕様車がキーか

3月期におけるトップ4以外の外国メーカー車のブランド別成績では、新型車および特別仕様車を積極的に発売した中堅ブランド、そして高級車ブランドの健闘ぶりが際立った。

なかでも、ジープが前年同月比25.0%増の1419台、ポルシェが同69.8%増の1053台、フィアットが同8.1%増の805台、シトロエンが同52.4%増の561台を販売。

特別仕様車が、中堅ブランドの販売を牽引。イエローの外板色が鮮やかな「フィアット500/500Cミモザ」は380台だけの限定車。イタリアにおける女性の日(3月8日)の週末に日本発売。
特別仕様車が、中堅ブランドの販売を牽引。イエローの外板色が鮮やかな「フィアット500/500Cミモザ」は380台だけの限定車。イタリアにおける女性の日(3月8日)の週末に日本発売。

フェラーリが同91.8%増の117台、DSが同4.0%増の78台、キャデラックが同29.2%増の62台、ロータスが同14.3%増の32台、BMWアルピナが同27.8%増の23台と、好成績を記録した。

2019年度 販売台数ランキング

2019年度の外国メーカー車のブランド別順位については、前年比3.6%減ながら6万4569台の新規登録を成し遂げたメルセデス・ベンツが5年連続でのトップに輝く。

続く第2位には、同12.5%減ながら4万5540台を達成したフォルクスワーゲンが前年度と同順位で位置。第3位には、同13.1%減ながら4万4231台を記録したBMWが、やはり前年度と同順位で入った。

ランドローバーも過去最高

ラグビーワールドカップの効果もあり、2019年度は過去最高の販売を記録したランドローバー。4月9日には、新型ディフェンダーの本格受注が始まる。
ラグビーワールドカップの効果もあり、2019年度は過去最高の販売を記録したランドローバー。4月9日には、新型ディフェンダーの本格受注が始まる。

一方、多くの中堅ブランドが好成績を残したことも2019年度のトピック。とくにジープ(同27.8%増の1万4186台)やポルシェ(同14.0%増の7694台)、ランドローバー(同2.5%増の4347台)など8ブランドが過去最高を更新している。

また、登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは9.2%と、高水準を維持した。

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