【違いがハッキリ】メルセデス・ベンツ新型GLA ライバルとデータ比較 X2/XC40/イヴォーク/CX-30/XV/ヴェゼル

公開 : 2020.06.29 11:52  更新 : 2021.10.11 09:33

車両重量

パフォーマンスを決める大きな要素となるのが車重だ。

しかし本格的な4WDシステムを備えるとどうしても重くなり、そのためイヴォークがダントツで重かった。

2013年12月に発売されたホンダ・ヴェゼルだが、2019年に至ってもSUV新車販売で1位に。
2013年12月に発売されたホンダヴェゼルだが、2019年に至ってもSUV新車販売で1位に。

逆に乗用車寄りでコンパクトなヴェゼルは軽く仕上がっている。

GLA:1710kg
X2:1620-1680kg
XC40:1670-1690kg
イヴォーク:1840-1890kg
CX-30:1480-1550kg
XV:1530-1550kg
ヴェゼル:1350-1390kg

燃料タンク容量

直接的に性能には関係ないが、航続距離を左右する燃料タンクの容量にも注目してみたい。

だいたいが50~60Lのキャパシティを持つ。

スバルXVは今年6月、北米市場で2.5Lボクサーエンジン車が登場している。
スバルXVは今年6月、北米市場で2.5Lボクサーエンジン車が登場している。

ただ、スバルとホンダのハイブリッド・モデルは、バッテリーなどのハイブリ関係の機器が積まれるためちょっと小さめになる。

GLA:51L
X2:61L
XC40:53L
イヴォーク:65-67L
CX-30ディーゼル:48-51L
XV:48L
ヴェゼル:40L

最高出力

続いてパワーの肝となる最高出力に注目。

GLAでまず導入されるのは2Lディーゼルを積む200 dのため、2Lのモデルを中心にピックアップしてみた。

396万2037円~569万3519円という価格帯をラインナップするボルボXC40。
396万2037円~569万3519円という価格帯をラインナップするボルボXC40。

本項目では数値が高い順に並び替えている。

まずディーゼル・モデルでは、イヴォークD180がトップとなった。

イヴォークD180:180ps/4000rpm(1999ccディーゼル・ターボ)
GLA:150ps/3400-4400rpm(1950ccディーゼル・ターボ)
X2:150ps/4000rpm(1995ccディーゼル・ターボ)
CX-30:116ps/4000rpm(1756ccディーゼル・ターボ)

ガソリン・モデルではボルボXC40 T5が圧倒的な差を付けた。

XC40 T5:252ps/5500rpm(1968ccターボ)
イヴォークS P200:200ps/4500-6000rpm(1995ccターボ)
X2:192ps/5000rpm(1998ccターボ)
XC40 T4:190ps/4700rpm(1968ccターボ)
CX-30:180ps/6000rpm(1997cc SKYACTIV-X)
CX-30:156ps/6000rpm(1997cc NA)
XV:145ps/6000rpm(1995cc NAハイブリッド)
X2:140ps/4600rpm(1498ccターボ)
ヴェゼル:152ps(1496cc NAハイブリッドのシステム出力)

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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