日産リーフからフィアット600eへ乗り換えて約1年 感心した技術力の高さ 電費最高値と最低値は?

公開 : 2026.10.24 12:05

合理性と技術進歩を感じさせる車体重量

フィアット600eは、日本での発売からすでに2年以上経っています。しかし、54kWhで493kmの航続距離は、今でもコンパクトEVの中で魅力的な性能になっており、秀逸なEVであることが分かります。

航続距離を伸ばすことに伴い車体重量も増加させたEVには、合理性と技術進歩をどうしても感じることができません。そのような意味で、日産リーフ3台目のZE1型40kWhは優れており、前モデルから車体重量をそれほど増やさずに、バッテリー容量を3割増しにしていました。

静岡からの帰宅時の走行データ。
静岡からの帰宅時の走行データ。    小林薫

そして、600eはそのリーフとほぼ同じ1580kgで、約1.5倍もの航続距離になっており、フィアットの技術力の高さを感じざるを得ません。

車幅178cmのサイズ感と600eの航続距離は、私のライフスタイルにちょうど合っています。車幅180cmを越えるようなEVだと日常生活中心に乗るには大きく、航続距離が少ないと多くの遠出の時に追加充電を必要としてしまいます。

コースティング走行も可能です

コースティング走行は、回生ブレーキのパドルシフトがなく、できないものと思っていました。しかし、通常走行のDレンジでアクセルを軽く踏んだ時、コースティングになるポジションがあることに気付き、長い下り坂などで滑空する感じの爽快な気分を味わうことができています。

昨年まで所有していた、3台目となった日産リーフZE1型40kWhの完成度は高く、8年間トラブルなどはなく、大きな不満はありませんでした。しかし、遠出した時に、もう少し長い航続距離であったらと考えるようになり、後継EVの検討が始まりました。

日産リーフ3台目のZE1型40kWh。
日産リーフ3台目のZE1型40kWh。    小林薫

数年前から、日産以外のメーカーからも多くのEVが発売されるようになり、輸入車を中心にいろいろと試乗することができました。その中で、新たに愛車となったのがこの600eで、コンパクトEVとして群をぬいたEV性能になっているのが、最初は気に入りました。

さらに試乗すると、その運転の快適さに感動し、リーフの後継EVになりました。

そして、実際に日常生活で乗り始めると、イタリア車のデザインや設計思想に魅力を感じ、現在、とても魅惑的なEVライフになっています。

次回は、1年乗って感じたイタリア車フィアット600eの魅力について報告します。

記事に関わった人々

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌『AUTOCAR』(1895年創刊)の日本版。

日産リーフを3台乗り継ぎフィアット600eに乗り換えた 小林薫氏が寄稿の連載

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