日産リーフからフィアット600eへ乗り換え、迎えた1年目の定期点検 実際に所有して分かったイタリア車の魅力

公開 : 2026.11.04 17:25

これまで、2011年からZE0型24kWh、30kWh、ZE1型40kWhと、14年間日産リーフに乗り続けたオーナーによるEVライフ・レポート。愛車フィアット600eが1年点検を受けたのを機に、これまでの日々を振り返ります。

大きなトラブルがなかったのは予想外

執筆/撮影:Kaoru Kobayashi(小林薫)

この秋、フィアット甲府で、愛車フィアット600eの1年目の定期点検を受けました。

特に気になるような点はなく、警告の出ていたドライビングアシストセンサー汚れへの対応と、タイヤのローテーションで終わりました。

愛車フィアット600eの1年目の定期点検を受けた『フィアット甲府』。
愛車フィアット600eの1年目の定期点検を受けた『フィアット甲府』。    小林薫

ここまで充電トラブルなどはなく、予想に反して品質は大丈夫なように感じています。しかし、ここまでの走行距離は7006kmと比較的少なく、まだ1年しか経っていなので、評価するには早いかもしれません。

また、購入時に加入した車両保険の金額が、日産リーフ3台目のZE1型40kWhとほとんど同じだったのは意外でした。これは、600eの方が、保険料に対する事故率の設定が低いからと考えられます。

回生ブレーキの操縦性の快感が感動に

600eに1年乗って思う最大の魅力は、自然に反応するアクセル・レスポンスと強く効く回生ブレーキにより、クルマを意のままに操れることです。

回生ブレーキに対するアクセル操作のチューニングが絶妙で、手の操作はなく、右足一本で、快適にクルマを走行させることができるのです。

甲府の自宅駐車場で毎日見ている600e。
甲府の自宅駐車場で毎日見ている600e。    小林薫

600eにパドルシフトはありませんが、走行中に回生ブレーキの設定を変える必要性を全く感じさせません。交差点での停止、下り坂、車間距離の調整など、アクセルとフットブレーキの操作だけで、回生ブレーキを十分に生かした運転を自然なままにこなすことができます。

回生ブレーキの設定は強いBモードのままで良く、これとEV特有の加速とを右足一本で巧みに操れる快感は、そのまま感動につながり、600eの大きな特徴になっています。

心地よさを感じる軽妙なステアリングとあいまって、『甘い生活Dolce Vita』を標榜しているフィアットEVの真骨頂なのかもしれません。

600eを愛車として日々運転すると、このような回生ブレーキ操作のEVは、今後増えていくのではないかと考えるようになっています。

最初に600eに試乗した時に大きな感動を受けたことが購入のきっかけになったのですが、それには理由があったようです。それはEV運転そのものの素晴らしさを追い求めた結果だと思われますし、私自身、リーフの後継選びで多くのEVに試乗しましたが、感動を覚えたのはこの600eだけでした。

なお、600eの回生ブレーキの詳細は、前々回のレポート記事で報告しています。

『日産リーフからフィアット600eへ乗り換えて約半年 春の航続距離と回生ブレーキにおける考え方の違い』

記事に関わった人々

  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌『AUTOCAR』(1895年創刊)の日本版。

日産リーフを3台乗り継ぎフィアット600eに乗り換えた 小林薫氏が寄稿の連載

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