ジャガーFタイプ公開

公開 : 2012.09.20 19:00  更新 : 2017.06.01 01:03

ジャガーはアメリカのウェブサイトで、新しいジャガーFタイプのイメージをリリースした。Eタイプにかわる待望久しいFタイプは来週、パリ・モーターショーで正式にリリースされる。

リークされた写真は、3つのFタイプが登場している。それぞれ「S」のバッヂがフロント・グリルに付けられているが、これが最上級モデルと想像される。ちなみに、FタイプにはRモデルが存在しないということは、以前ジャガーに確認したとおりだ。

12ヶ月前のフランクフルト・モーターショーで登場したCX-16クーペに忠実なカタチで、Fタイプは登場した。2014年夏にクーペ・モデルは登場する予定だが、その前にコンバーチブルは2013年春に発表される。

卵型のフロント・グリルは、ジャガー・スポーツの特徴であったが、今回はより現代的なルックスに併せて、その採用は見送られ、四角いグリルとなった。そのフロント・グリルは、ヘキサゴンのメッシュで覆われ、その奥にグロス・ブラックのホリゾンタル・バーが見える。

ボンネットには、膨らんだバルジがあり、ヘッドランプにはLEDストリップが入れられる。

このFタイプのデザインについては、ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カルムがどれほどEタイプに影響を受けるかであった。しかし、その影響は僅かだったといえるだろう。唯一影響が見られるのは、そのテールの処理だろう。

Fタイプのエンジン・ラインナップは、全て新しいスーパーチャージャー付の3.0リッターV6と、お馴染みのスーパーチャージャー付の5.0リッターV8だ。前者は335bhpと375bhpという出力になると予想されるが、V8の出力は今のところ不明だ。

3つのエンジンは8速オートマティック・ギアボックスが組み合わされ、アイドリング・ストップの標準となる。

FタイプのシャシーはXKのアルミニウム・モノコックのショートホイールベース版が基本となる。エントリー・レベルのFタイプであっても、XKR-Sよりもドライバー・フォーカスされたクルマであると社長はコメントしている。

そのサイズは、ポルシェボクスターポルシェ911の間で、価格もその中間となろう。おそらく55,000ポンド(700万円)からのスタートとなる。

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