マクラーレンとNTT Comがテクノロジー・パートナーシップ契約

公開 : 2016.07.08 04:50  更新 : 2017.06.01 01:28

マクラーレンホンダF1チームと、NTTコニュニケーションズが、今年7月8日より3年間のテクノロジー・パートナーシップ契約を締結した。

マクラーレン・ホンダとNTTコニュニケーションズは、ネットワークやクラウド、IoT、データ収集や解析に係る最新の技術を用いて、F1チームを支えるために最適なパフォーマンスを持つICT基盤の構築に向け、相互に協力を開始することになる。

その第一弾としてNTTコニュニケーションズは、レース会場であるサーキットとテクニカル・センター間など、国を越えて飛び交うレース・データなどの収集や解析、結果の伝達などを、即時かつ確実に実行できるICT基盤を、今秋より、マクラーレン・ホンダを含むマクラーレン・グループに対し順次提供を開始するという。

マクラーレンのCEO、ロン・デニスは、「高い技術力とブランド力を誇るマクラーレン・ホンダのパートナーに、NTTコニュニケーションズを招くことができとても嬉しく思います。NTTは、日本での電信サービスの提供以来、技術と共に実績を積み上げてきました。一方マクラーレンは、イノベーションと共に歩んできました。マクラーレンの絶え間ない革新のため、信頼に値する、そしてコミュニケーション技術をリードするNTTコニュニケーションズと、力を合わせて歩んでいきたいと思います。私たちマクラーレン・ホンダは、NTTコニュニケーションズが提供する、大容量のデータ通信を柔軟かつ安定的に実現するICT基盤により、遅延なく必要なシステムやデータにアクセスすることができるようになるのです。」とコメント。一方、NTTコニュニケーションズの庄司哲也・代表取締役社長は「モータースポーツ界の革新のシンボルでもあるマクラーレン・ホンダのテクノロジー・パートナーとなったことに興奮しています。NTTの技術力は多岐に渡って深く、マクラーレンの卓越した成果は世の中に広く知られるところです。このパートナーシップが、両社のイノベーションのDNAの下、マクラーレン・ホンダのF1レースにおけるデジタルデータ収集と活用を変革し、モータースポーツレーシング自体の革新につなげていけると信じています。」と語った。

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