ボロボロのジャガーE-タイプ、20年ぶりに日を浴びる いくらで落札?

公開 : 2017.04.01 20:00  更新 : 2017.06.01 00:25

きのうはピカピカのE-タイプをご紹介したのに、きょうはボロッボロ。こちらの埃にまみれたジャガーE-タイプ。クラシックカー・オークションでは驚く値段がつく可能性があるようです。それにしても無残……。(姉妹サイト、CLASSIC & SPORTSCARより転載)

ボロボロでも高額落札の可能性 なぜ?

高値がつく可能性があるのは、レストアが済んで完璧な状態に仕上がれば、すばらしい価値のあるクルマに生まれ変わるからだ。

ただ、このE-タイプを、クラシックカー・オークションの担当者が評価したスコアは135点中わずか2点だった。


だからと言って、安値で取引されるわけではなさそうだ。4月1日〜2日に開催されるオークションでは、およそ£44,000(620万円)で落札されるのではないかと言われている。

このクルマは1962年にバーミンガムで最初のオーナーに販売された。

オパールセント・ブルーのボディに黒いトリムを備えた右ハンドル仕様の通常のクーペ・ボディで、車体番号は282。

最初のオーナーが35年所有し、1997年に次のオーナーに売却された。あたらしいオーナーはウエスト・ミッドランドの熱心なジャガー・ファンで、レストアを希望していたが、計画は途中で頓挫。

それから20年間放置されることになった。野ざらしの状態で。


「初期型のE-タイプゆえ、コレクターにとっては垂涎のクルマ。レストアの素材としては価値があるでしょう」とクラシックカーの販売委託人のハリー・ウェールはコメントしている。


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