たったの3日間! ベントレー・ベンテイガで全てめぐる 英国の自動車工場(1)

公開 : 2017.10.14 16:10

JLRヘイルウッド工場へ

レーダークルーズコントロールを程よいペースにセットして、ベントレーの光り輝く巨大なフロントマスクで、ゆっくりと流れる車列を切り裂いてA1を突き進んでいった。もちろん要所要所では速度を落として。

われわれはサンダーランド工場製のクルマを南へと運ぶ輸送車の流れとともに進んだ。M62でペニーズを超えると、われわれの目には違う方向へ向かうJLR製の車両を積んだ同じ数の輸送車が見えてきた。

ヘイルウッドは2005年に訪問したときから変わっていた。当時は不人気なジャガーXタイプの販売落ち込みに端を発した人員削減の影響で、われわれは工場内部への入場すら許されなかったのだ。

しかしフリーランダーとレンジローバー・イヴォークの登場により工場は活気を取り戻し、この12年間で従業員とその生産台数は実に3倍に増えている。

90秒ごとに新たな車両がラインオフされる工場の中心はトリムと最終仕上げの工程である。けたたましく鳴り響く警報も、われわれが写真撮影のために車両を動かして渋滞を起こしそうになる度に、直ぐに辛口のリバプール訛りの毒舌がかき消す。生産を止めることは決して許されないのだろう。

ヴォグゾールにも少しだけ

エレスメア・ポートへのドライブは束の間の旅行である。この工場におけるヴォグゾールの生産数は2005年以降拡大しているにも関わらず、従業員数は半減している。

工場内部に足を踏み入れる時間は無いが、出来上がったばかりのアストラを写真撮影のために運転するチャンスを得た。撮影を終えた時点でも、オドメーターに表示された走行距離はわずか21kmであった。

われわれが訪問する数週間前に200万台目の記念すべきアストラがここを旅立って行った。ぜひこの数字が今後さらに伸びていくことを願いたい。

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