アストン マーティン・ヴァルキリー Q部門、理想的な空力パーツ提供 オーダー体験

公開 : 2019.01.25 17:10

驚きべきパフォーマンス

エンジンを担当したコスワースによると、ヴァルキリーに搭載されている6.5ℓV型12気筒自然吸気エンジンは1万500rpm時に1000ps以上を出力するという。

そして何よりも驚きなのが、このエンジンはたったの重さ204kgということ。コスワースの技術部門トップ、ブルース・ウッドによると、ピークトルクは7000rpmで75kg-mになるという。

リマックから供給された運動エネルギー回生システム(KERS)と組み合わさると総出力は1140psあたりになるだろう。ニューウェイが目指した「1:1(1ps:1kg)」から、車両重量は1100kgを少し超えるぐらいになると予想される。加速性能はまだ公表されていないが、最高速度では400km/hを超えるだろう。

今までに30人以上の購入者がゲイドンにあるアストン マーティンの本拠地を訪れ、シートの調整やAMRパッケージの適用、サーキット用の2台目の購入などを行なっている。

2019年中に残りの購入者とヴァルキリーの調整を行い、1号車は今年の終わり頃に届けられるとのこと。2020年には強化版のヴァルキリーAMR Proも登場する。

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