こんなに楽しくて100万円台から! ミニ・コンバーチブル【UK中古車ガイド】 4代目は歴代最高の完成度 ないよりは便利な狭い後席

公開 : 2026.09.04 18:05

歴代最高の完成度を誇った、4代目ミニのコンバーチブル。断熱性と静寂性に長けたソフトトップは、30km/h以下なら開閉可能。狭い後席は、ないよりは遥かに便利です。UK編集部が中古車で魅力を再確認します。

歴代最高の完成度を誇った4代目のコンバーチブル

外が涼しくなって来たら、オープンカーの季節。モデルの選択肢は限られるが、先代のミニ・コンバーチブルなら、英国では5000ポンド(約108万円)前後で探せる。

4代目ミニは、2014年に登場。プラットフォームはBMWのUKLで、クラシカルなフォルムに丸いヘッドライト、上品なクロームトリムを備え、歴代最高の完成度を誇った。ボディサイズは3代目から拡大し、上質感が高められつつ、市街地でも扱いやすい。

ミニ・コンバーチブル(3代目/2014〜2023年/英国仕様)
ミニ・コンバーチブル(3代目/2014〜2023年/英国仕様)

ソフトトップは断熱性と静寂性を改善し、クローズ状態では、スチール製ルーフではないことを忘れるほど。走行中でも30km/h以下なら18秒で開閉でき、リアシートの後方へきれいに折りたたまれる。荷室容量は215Lあり、小旅行程度なら困らないはず。

ダッシュボード中央には、ドライブモードに応じて灯る間接照明付きの、6.5インチか8.8インチのタッチモニター。ドライバー正面には小さなメーターパネルが備わり、2021年からはモニター式になった。後席は狭くても、ないより遥かに便利だ。

UK編集部のオススメはガソリンターボ

車重は3ドア・ハッチバックより115kg重いものの、走りの楽しさは5%減といったところ。サスペンションは硬めでも巧妙に衝撃を吸収し、ダイレクトなステアリングが気持ちいい。オープンカー特有の、ボディの捻じれも抑えられている。

パワートレインは複数あったが、ガソリンターボがUK編集部のオススメ。最高出力は、1.5Lのクーパーが135ps、2.0LのクーパーSは191psで、JCWは231psへ上昇する。燃費は、1.5Lなら18.0km/L前後を問題なく狙える。JCWは、乗り心地がかなり硬いが。

ミニ・コンバーチブル(3代目/2014〜2023年/英国仕様)
ミニ・コンバーチブル(3代目/2014〜2023年/英国仕様)

6速MTの他、7速デュアルクラッチATか8速ATが設定されたが、いずれも運転の楽しさを邪魔しない。燃費に優れるディーゼルターボもあったが、ガラガラというノイズはオープンドライブに似合わないだろう。少数だが、バッテリーEV版も流通している。

ミニだから普段使いしやすく、好条件な季節だけでなく年中付き合えるのも強み。象徴的な見た目で、運転はすこぶる楽しい。素晴らしいオープンカーではないだろうか。

新車時代のAUTOCARの評価は?

BMWは、4代目のミニ・コンバーチブルでも手を抜かなかった。必要以上の設計が施されたクルマだと感じさせる。細部まで作りは丁寧といえ、先代から大幅な進化を遂げたことは明らかだ。(2016年4月6日)

ミニ・コンバーチブル(3代目/2014〜2023年/英国仕様)
ミニ・コンバーチブル(3代目/2014〜2023年/英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    アレックス・ウルステンホルム

    Alex Wolstenholme

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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