BMWの電動SUV「iNext」 スウェーデンの雪原に 自動運転レベル3実現へ

公開 : 2019.02.13 07:10

BMWの電動SUV「iNext」は、レベル3の部分自動運転機能を備えます。さらに、次期3シリーズにも使用される新アーキテクチャーを採用する最初のモデルです。

もくじ

後方ヒンジから前ヒンジへ
新プラットフォーム 次期3シリーズにも
BMWが目指す自動運転

後方ヒンジから前ヒンジへ

BMW iNextのプロトタイプが、スウェーデンでテストを行っている。先進的な部分自動運転機能を搭載したこの電動SUVは、2021年に発売される見込みだ。

BMWのiNextは昨年コンセプトカーとして発表され、ロサンゼルス・モーターショーで一般公開された。その全く新しいプラットフォームは、BMWグループの将来的に向けた「基礎的要素」になるという。

iNextのサイズはX5と同等だが、BMXによればそれは「プロジェクトi 2.0」を象徴するモデルであり、ブランドの新しい「技術的フラッグシップ」として、既に計画が進行している電動の「i」SUVシリーズとはまた別の位置づけとなるという。

アリエプローグにあるBMWの寒冷地テスト用施設を走行しているテスト車両は、コンセプトと比べるといくつか顕著な違いが見られる。後方ヒンジのリア・ドアは一般的な前ヒンジに変わり、太いBピラーが追加されている。多数の自動運転システム用機器が仕込まれていた大胆な半透明パネルも偽装のために隠されている。

iNextは2021年からドイツにあるBMWのディンゴルフィング工場で生産が始まる予定だ。注目は、BMWの新プラットフォームを採用することである。

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