【外装/内装/詳細は?】三菱新型アウトランダー発表 2021年4月より北米で発売

公開 : 2021.02.17 19:57  更新 : 2021.10.26 08:35

安心・安全な走行性能

新開発プラットフォームの採用により、衝突安全性を高め、同時に高い操縦安定性を実現した。

キャビン周りには三菱初のホットスタンプ式超高張力鋼板を採用し、変形の少ない高耐力キャビン構造としながら軽量化を実現した。また、エンジンルーム、およびキャビン周りには連続した環状構造を採用し、従来よりボディの曲げやねじり剛性を大幅に向上させた。

三菱アウトランダー
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マルチリンク式のサスペンションや、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングの採用などにより、上質な乗り心地でありながら、リニアでダイレクト感のある操縦性を実現したという。

これにより、直進安定性に加え、コーナリング時のトレース性も大きく向上した。

また、2.5Lガソリンエンジンを新開発し、従来車に対して最高出力で約8.9%、燃料消費率(WLTCモード)で約2.6%向上した。

トランスミッションは8速スポーツモードCVTを搭載。加速時は多段ATのようなメリハリのある変速をおこなうステップシフト制御を採用し、アクセルを強く踏み込んだときは力強い加速フィーリングが得られる仕様とした。

一方、クルージング時にはCVTの特長を活かした静かで滑らかな走りを実現させた。

4WD車では前後トルク配分をおこなうセンターカップリングのデバイスに、電動モーターによる油圧クラッチを取り入れた電子制御4WDを採用。

停車中から前輪と後輪を強く拘束し、走り出しの瞬間から後輪駆動力が発生し、4WDらしい力強さを体感できるという。とくに凍結路面での坂道発進といったシビアコンディションで、より威力を発揮する。

さらに、4WD車では、進化した車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載。ブレーキ制御「ブレーキAYC」を後輪にも採用することで、前後輪の分散制御に発展させた。

ハンドル角、ヨーレイト、駆動トルク、ブレーキ圧、車輪速などをセンサーで検知し、ドライバーの操作と車両の状態を常に把握。旋回時には「ブレーキAYC」が前後左右輪の駆動力や制動力差を最適化することで、タイヤのグリップ能力をさらに引き出す。

また、2WD車にも前後輪の分散制御に発展させた「ブレーキAYC」を取り入れ、「ASC」、「ABS」と統合制御し、さまざまな路面で走行安定性を実現させた。

加えて、運転スタイルと走行シーンに最適化された車両運動特性を選べるドライブモードを採用。4WD車は6モード、2WD車は5モードを選択可能。

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