ジャガーXKは今夏で生産終了

公開 : 2014.03.08 20:40  更新 : 2017.06.01 02:13

ジャガーXKの生産が、今年の夏で終了するとジャガーは発表した。F-タイプの発売開始以来、XKクーペおよびカブリオレの販売は1年につき4,000台未満に落ちた。また、ジャガーにとっては新しいXEに集中したいという目的もある。

関係筋はXKの後継について語ったところによれば、将来的には今までのXKとは異なるモデルになる可能性もあるという。

2012年の末にデザイン・ディレクター、イアン・カラムが語ったところによれば、将来XKがどのように進化するかは「まだ多くの議論を行っている」という。最終的な決定はまだされていないようだが、GTよりもスペシャルなモデルになるというチャンスがあるという。

「ラグジュアリーなマーケット向けの、より大きなモデルになる。」とも彼は語っている。「しかし、それが現行の2+2になるか、2シーターになるかは不明だ。」

ジャガーはこの1月にXKラインナップの生産台数を抑えると共に、プライス・ダウンを行った。シグネチャーとダイナミックRと呼ばれるモデルは、それぞれ£54,950(950万円)と、£69,950(1,200万円)という新たな価格が付けられた。2014年モデルとして、およそ£10,000(170万円)程度の値下げを行い、ポートフォリオが生産中止になった。また、ダイナミックRがXKRに近づいた装備を持つようになり、XKシグネチャー・モデルはよりラグジュアリーとなった。また、XKR、XKR-S、XKR-S GTは引き続き生産が行われる。

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