ケータハム・セブン160発表

2014.03.11

ケータハムカーズ・ジャパンは、軽自動車規格のモデル「セブン160」を4月1日より発売すると発表した。

会見を行ったケータハムカーズのチーフ・コマーシャル・オフィサー、デビッド・リドリー氏は、セブン160は「パワーで押し切るのではなく、軽さで目的をかなえるというセブンのオリジナル・コンセプトに立ち返った」モデルと説明した。

発表会には今年からケータハムF1チームに加入した小林可夢偉も登場。160の第一印象を「運転していて自然と笑顔になるクルマ」と表現した。発表に先駆け英国シルバーストン・サーキットでセブン160と、ケータハムのラインナップで筋金入りのエンスージアスト向きモデルという620Rを乗り比べた小林は、「620Rは、サーキットで限界を突き詰めるのが楽しいクルマ。これを扱えるならプロになれる。160はロールの動きがつかみやすく初心者でも扱える。細いタイヤにオーバーパワーを与えて楽しんだ。それぞれに良い印象を受けた。」と語った。

480kgのボディにスズキ製の660cc 直列3気筒ターボエンジンを搭載するセブン160は、昨年発表された最高出力64psのセブン130同様軽自動車規格におさまるモデルだ。今回発表された160はその馬力を80psに上げている点が特長だ。この馬力の差分はECUの調整で対応できるため、すでに130をオーダーした顧客にも希望に応じて対応できるよう準備を進めているとのこと。

価格は3,650,000円(税抜き)。

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