トヨタ自動車の台湾における生産事業体である国瑞汽車股份有限公司は、台湾での車両累計生産が200万台を達成。5月30日同社の中壢工場において記念式典を行った。

国瑞の星野晴秋総経理は、｢台湾の皆様と共にお客様に喜んでいただけるクルマづくりに取り組んできた結果、累計生産200 万台を達成した。本年2月には、台湾で初めてハイブリッドカー、カムリハイブリッドの生産も開始しており、今後もクルマづくりを通じてお客様に笑顔をお届けしていきたい｣とコメントした。

トヨタは台湾初の車両生産拠点として、1984年に国瑞を設立。1986年には中壢工場でダイナの生産を開始。1995年には、2ヶ所目の生産拠点である観音工場を立ち上げている。また、2009年からは中近東向けのカローラも生産、輸出している。