Gulf ながのノスタルジックカー フェスティバル 2014

2014.04.26-27

text & photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典) 

 
北信濃エリアを代表する恒例イベントとしてすっかり定着し、今年で10年目を迎えた「Gulf ながのノスタルジックカー フェスティバル 2014」が開催された。会場となったのは、長野市にあるエムウェーブだ。ゴールデンウイーク中に実施されるのが通例となっているが、今年は少し早い4月26日〜27日という日程で行なわれた。

参加車両の顔ぶれがバラエティに富んでいるのがこのイベントの特徴で、今回も会場内をひと回りするだけで、多様な旧車のディテールを確認できた。また、連日多数の来場者が訪れる点も当イベントを語る際に忘れることができないトピックで、エムウェーブ内の周回路を使ったデモ走行会、スワップミート、パーツ/グッズ類の展示販売コーナーといった見所に数多くの来場者が詰めかけた。

  • 1965年式ダイハツ ミゼット MP5と1967年式マツダ K360は同一オーナーによる出展だった。後者は往時のナンバーが付く。

  • 昨年ノスタルジックカー大賞に選ばれた1973年式アルピーヌ A110 1600Sが今年も雄姿を披露。精悍なカラーリングが特徴。

  • 今年の「ingノスタルジックカー大賞」に選出されたのは、非常にコンディションが良いスズキ・フロンテだった。

  • ブルーメタリックのロータス ヨーロッパSPは1972年型。日本に数台しかないであろうイエローのルーフCTRは1989年型も参加。

  • 「はたらくクルマ賞」を受賞したウニモグ416は、札幌オリンピックでNHKの中継車として使われたクルマそのものだった。

  • スワップミート、パーツ/グッズ類の展示販売コーナーは今年も大盛況。ミニカーの販売ブースが多い点もポイントだ。

  • 各地のイベントで大活躍しているウルトラ警備隊のポインターが長野にも現れた。オーナーはコスチュームもばっちり決めている。

  • デビュー40周年を迎えたランボルギーニ カウンタックが22台も集結。特別展示&デモ走行会を行い、観客をおおいに歓ばせてくれた。

  • コンバット・オリーブカラーに塗られたウイリスMBおよびCJ3Bは、当イベントでお馴染みの存在となっている参加車両のひとつ

  • 人気刑事ドラマシリーズ「あぶない刑事」の劇中で活躍した2代目レパード(F31型)は、ゴールドとダークブルーの個体が参加。

  • テスタロッサ系を中心とするフェラーリ勢も参加。今回は林部画伯を会長とする「うまもん くらぶ おぶ じゃぱん」のメンバーが集結した。

  • エンジン音や排気ガスの匂いに触れることができるデモ走行会は毎回高評価を得ている。今回の総エントリー台数は270台。

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