タイプ別ドライブレコーダーの選び方 安全、安心運転のお守りに【浜先秀彰の絶対的カーグッズ!第20回】
公開 : 2026.06.03 12:05
AUTOCAR JAPANのカーグッズ情報を担当する浜先秀彰が、商品選びのコツや業界の気になる話を月イチで紹介。今回はドライブレコーダーの選び方をタイプ別に基本から解説します。
各タイプの特徴をおさらい
安全、安心運転のお守りともいえる『ドライブレコーダー』。事故やさまざまな交通トラブルが起きた時には、第三者の目で捉えた映像が動かぬ証拠となり、ドライバーの身の潔白を証明してくれる心強い味方です。今やクルマを購入するときには欠かせないカー用品でしょう。
そんなドライブレコーダーですが、カー用品店でもネットショップでもさまざまな商品が多くのメーカーからリリースされていて、日頃から興味を持っていなければどれが自分の使い方に合うベストチョイスなのかわかりません。

そこで今回は、ドライブレコーダー各タイプの特徴をわかりやすく紹介していきたいと思います。
現在市場の主流は?
『撮影タイプ別』に分類した場合、もっともシンプルなのは『1カメラタイプ』です。
本体にフロントカメラを内蔵しているもので、価格が安く取り付けも簡単なため、『とりあえず』ドラレコを取り付けたいというニーズを満たしてくれます。
とはいえ車両前方の衝突にしか対応できず、追突事故や後方からのアオリ運転被害の際に証拠を残すことは難しいです。
そのため、現在市場で主流となっているのは、この1カメラタイプにリアカメラを付属させた『2カメラタイプ』となっています。
当然ながら価格は数千円ほど上がりますが、安心感は格段に高まります。廉価モデルでなければリアカメラの性能は十分で、アオリ運転をする加害者の顔が判別できたり、後続車のドライバーがスマホを片手に運転をしている様子もわかります。
リアウインドウが色付きガラスであっても、露出調整機能によって影響を受けず明るく撮影ができる機能も多くのモデルに備わります。
機種によっては車両後方ではなく車内の状況を捉える室内カメラをセットしているものもあり、タクシーや送迎用のクルマなどで利用されていることが多いです。
『撮影タイプ別』は大きく分けて3種類
2カメラタイプで撮影ができるのは車両の前方と後方に限られているため、側突事故や幅寄せ、路肩を走るバイクや自転車の接触の様子を撮影することはできません。
これに対応するために利用したいのは『360度カメラタイプ』となります。

その名の通り360度の水平画角を持つカメラが本体に搭載されており、フロントガラス内側から車両の周囲及び車内全体を撮影することが可能です。記録される映像は円形となりますが、本体や専用アプリをインストールしたパソコン/スマホで映像を再生する際には見やすい平面の映像に自動変換して確認ができます。
このタイプは死角なく撮影できて、ドライブレコーダーとしては理想的ではあるのですが、ひとつのカメラで広範囲を撮影するために、拡大すると画像が荒れたり、画像補正機能を使っても完全に歪みを除去することが難しいなど、ユーザーによっては画質に満足できないとこともあります。
また、特殊なカメラを使用するためコストがかかり、製品価格が少し高めに設定されていたり、ラインナップするメーカーも少なめです。
なお、車両後方については車内越しに撮影するため鮮明な映像を捉えにくく、これを補完するために、一般的な2カメラタイプと同様のリアカメラ付属させた360度カメラ+リアカメラの2カメラタイプもあります。

