スバル新クロスオーバーSUV「クロストレック」とは何者? 外装/内装/パワートレイン/使い勝手を解説

公開 : 2022.09.15 14:00

カジュアルな内装 前席には医学的知見

インテリアは、使い勝手の良さと居心地の良さを重視し、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせるカジュアルさを表現。

さまざまなアクティビティシーンに寄り添うデザインとした。

スバル・クロストレックのインテリアは使い勝手の良さと居心地の良さを重視。
スバル・クロストレックのインテリアは使い勝手の良さと居心地の良さを重視。    スバル

インパネは、マルチマテリアルの多層構造とすることで、各素材の風合いをいかした、シンプルでありながら表情豊かなデザインとしている。

さまざまな機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配した、最近のスバル車共通のインターフェイスを採用している。

センターコンソール上面の位置を高くして、包まれ感と上質感を表現するとともに、操作性も向上させている。

さらに工夫を凝らした収納も充実させて「使い勝手の良さ」によるファンなインテリアに仕立てている。

フロントシートには、医学的知見を取り入れた新型のシートを採用。

乗員の骨盤をしっかり支えて頭の揺れを抑制する構造とすることで、乗り心地を高めるとともに疲労軽減にも貢献する。

シート地は、上級グレードにはファブリック、標準グレードにはトリコットを採用し、いずれもシルバーステッチのアクセントが入る。

また、本革シートもメーカーオプション設定されている。

ドアトリムは、人体工学に基づいて設計したインナープルハンドルにより、自然な姿勢で開閉できるようにされている。

優れたユーティリティ 室内寸法や荷室

絞り込んだキャビンや低いルーフラインを持つエクステリアデザインでスピード感を表現しながらも、従来型XVと同等のゆとりある室内空間を実現している。

とはいうものの、室内寸法は、室内長1930×室内幅1505×室内高1200mm(プロトタイプによる参考値)で、従来型XVより150mmほど短く、15mmほど狭い。

スバル・クロストレックのリアシートバックは6:4分割可倒式を採用。
スバル・クロストレックのリアシートバックは6:4分割可倒式を採用。    スバル

広い室内空間はあらゆる体格のドライバーが最適なドライビングポジションを取れるだけでなく、長距離ドライブでも乗る人すべてが疲れにくく、ゆとりある移動時間を提供する。

ラゲッジスペースの容量は現段階では公表されていないが、従来型XVと同等の大きな荷室開口部と必要十分な荷室容量を確保している。

リアシートバックは6:4分割可倒式を採用して、荷室を自在に拡張することで、大きな荷物や長尺物の搭載も可能としている。

また、リアゲート下部のトリムやサイドシルプレートに、山をモチーフとしたテクスチャーを採用。

優れたデザイン性だけでなく、滑り止めやキズの防止という実用性も兼ね備えている。

見るたびに「クロストレックと過ごすアクティブな時間」への期待を高まらせてくれる。

さらに、サイドシルプレートは形状を最適化し、足をかけた際の安定性を高めている。

ルーフに荷物を載せたり、屋根の拭き上げなどをする際のステップとして便利に活用するなど、優れたユーティリティを支えるアイテムも備わっている。

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