メルセデスAMG CLA 45 Sシリーズが新デザインへ 鍛造アルミやブルメスターなど採用

公開 : 2023.11.03 06:45

新型のエクステリアとインテリア 特徴は?

スポーティに刷新されたエクステリアデザイン

フロントデザインには、よりシャープな印象を与えるヘッドライトデザインに加え、新デザインのボンネットエンブレムを採用した。

リアデザインは、スポーティかつ安定感のあるリアビューを演出する新デザインのリアディフューザー、更にLEDリアコンビネーションランプを、よりシャープな印象を与えるデザインへと変更した。

メルセデスAMG CLA 45 S 4マティック+/シューティングブレーク
メルセデスAMG CLA 45 S 4マティック+/シューティングブレーク

両モデル共にホイールデザインを刷新し、足元をスポーティに演出する19インチ鍛造アルミホイールを採用。また、外装色に新色「ハイパーブルー」/「スペクトラルブルー」/「ローズゴールド」を追加した。

より直感的な操作が可能なステアリングホイールを採用したインテリア

インテリアには、新世代のステアリングホイールを採用し、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出したという。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も有している。

従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用、これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上するという。加えてセンターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインとした。

ドライブモードは6モードが用意されており、センターコンソールのAMGダイナミック・セレクトおよびAMGパフォーマンスステアリングのスイッチで様々な状況に最適な制御を選択することができる。各ドライブモードでは、エンジン/トランスミッション/サスペンション/エグゾースト/ステアリングの制御が変更可能だ。またドライブモードとは独立して、マニュアルシフトへの切り替えなどがセンターコンソールの液晶表示ボタンで操作可能となる。

新型モデル その他の機能と装備は?

最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザーエクスペリエンス)を標準装備

両モデル共に最新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備した。ボイスコントロールは「ハイ・メルセデス」をキーワードとして起動する。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力/電話通話/音楽選択/気象情報)に加え、クライメートコントロール/各種ヒーター/照明など多様な機能にも対応している。

音声認識だけではなく、タッチスクリーンやステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることができ、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることが可能となる。

メルセデスAMG CLA 45 S 4マティック+/シューティングブレーク
メルセデスAMG CLA 45 S 4マティック+/シューティングブレーク

またメルセデス・ベンツの最新世代のナビゲーションシステムとMBUX ARナビゲーションを採用した。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、新型ではそれに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される。

360°カメラシステムやブルメスター・サラウンドサウンドシステムを標準装備

フロントグリル/左右のドアミラー/リアライセンスプレート上方に4つの広角/高解像度カメラを備え、合成処理された周囲の状況をモニターに表示する「360°カメラシステム」を標準装備した。自車を真上から見ているような「トップビュー」など、車両周辺の状況を直観的に把握することで後退時や駐車時などの安全性を高めるほか、ブルメスター・サラウンドサウンドシステムによる心地よいサウンドも手に入れることができる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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