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2014.11.21

イヴォークそっくりなランドウィンドX7

広州モーターショーで、ランドローバー・イヴォークそっくりなランドウィンドX7が登場し、ちょっとした話題となっている。このランドウィンドは、長安汽車と江鈴汽車とのジョイント・ベンチャーが生み出したメーカーである。長安汽車は、中国のトップ4を形成するメーカーであり、フォード、PSAプジョー・シトロエン、そしてスズキともジョイント・ベンチャーを行っているメーカーでもある。

広州モーターショーの会場では、同じホールに中に、本物のランドローバー・イヴォークと、偽物のランドウィンドX7が展示されたことになる。本家(?)のランドローバーは、中国の奇瑞汽車(チェリー・モータース)とのジョイントで、イヴォークの現地生産を開始したばかりである。この中国生産のイヴォークについては、エンブレムが中国語である以外、クオリティは全くかわりないものだ。

ジャガー・ランドローバーのCEO、ラルフ・スペッツは、このランドウィンドX7について「未だに中国でこういったコピー商品が登場してくることにがっかりしている。国際的ルールからしても明らかに違法だし、われわれの収益にも影響を及ぼすだろう。」とコメントしている。

ちなみに、このランドウィンドX7は、いすゞロデオをベースとしたものだが、ユーロNCAPの衝突テストにおいて一つの星も獲得できず、安全性が皆無であることが証明されている。価格は£14,000(260万円)と、本家のイヴォークの£40,000(740万円)よりも遥かに安い価格だが、合皮と柔らかいプラスティックを使用した内装などは比べ物にならない。また、イヴォークがエントリー・モデルでも240psのエンジンに9速オートマティックを組み合わせているのに対し、明らかにパワー不足な190psの2.0ℓターボに6速マニュアルまたは8速オートマティックという組み合わせである。唯一、イヴォークに勝つところがあるとすれば、インフォテーメント・スクリーンのサイズが大きいということだろうか。

しかし、こういった偽物を堂々と発表する土壌がある限り、中国における知的所有権について、多くのメーカーが疑問を持つところであり、今後の中国市場参入に少なからずの影響を与えることであろう。

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