ゴルフGTIの究極形態、無限軌道付きSUVに世界一高価なハイパーカー? たった1台しか作られなかった奇抜なクルマ 33選(後編)
公開 : 2026.07.26 11:45
大量生産が当たり前となった現代では、1台限りの「ワンオフ車」を作ることはかえって難しくなっています。今回は、莫大な費用をかけて生産された世界中のワンオフ車の中から、特に興味深いものをピックアップしました。
もくじ
ーランボルギーニ・エゴイスタ(2013年)
ーフォルクスワーゲン・ゴルフ・デザイン・ビジョンGTi(2013年)
ーフェラーリF12 TRS(2014年)
ーフェラーリSPアメリカ(2014年)
ーフェラーリSP FFX(2014年)
ーフェラーリSP 275 RWコンペティツィオーネ(2016年)
ーフェラーリ458 MMスペチアーレ(2016年)
ーキア・ソレント・スキーゴンドラ(2016年)
ーフェラーリSP38デボラ(2018年)
ーロールス・ロイス・スウェプテイル(2017年)
ーブガッティ・ラ・ヴォワチュール・ノワール(2019年)
ランボルギーニ・エゴイスタ(2013年)
ランボルギーニは創立50周年を記念し、非常に破天荒なスタイリングのモデルを生み出した。エゴイスタ(イタリア語で「利己的」の意)は、600psの5.2L V10エンジンを搭載したシングルシーターであり、その内外装デザインの多くは航空機から着想を得ている。そのため、キャビンはカーボンファイバーとアルミニウムに覆われた、まるで戦闘機のコックピットのような仕上がりとなっている。ただし、エゴイスタは裕福なコレクター向けの車両ではなく、ランボルギーニの博物館のために製作されたものだ。

フォルクスワーゲン・ゴルフ・デザイン・ビジョンGTi(2013年)
2013年にオーストリアのヴェルターゼー湖で開催されたGTiフェスティバルで、フォルクスワーゲンはデザイン・ビジョンGTiと呼ばれる最高出力500psのゴルフを披露した。通常の量産型GTiより全長が15mm短いものの、全高は57mm低く、全幅はなんと71mmも広い。
セラミックブレーキと専用デザインの20インチアルミホイールを装備し、スタイリングは威圧感を醸し出すべく最大限に強調されている。もちろん、このデザイン・ビジョンGTiは「狼の皮を被った羊」などではない。フロントにはターボチャージャー付き3.0LV6 TSIエンジンが搭載され、わずか2000rpmから最大57kg-mという驚異的なトルクを発生させるのだ。DSGトランスミッションと四輪駆動システムを組み合わせ、0-100km/h加速3.9秒を達成する。

フェラーリF12 TRS(2014年)
F12 TRSは、SPモデルとして初めてF12ベルリネッタをベースとし、1957年の250テスタロッサに着想を得た完全オーダーメイドのボディワークを備えている。厳密に言えば、これはワンオフモデルではない。発注者が、スタイリングを変更しクローム塗装を施した2台目の製作を依頼したからだ。この2台目は、ノーズ、リアディフューザー、ヘッドライトの仕様が異なる。

フェラーリSPアメリカ(2014年)
米国のフェラーリ愛好家ダニー・ウェグマン氏が、F12をベースにしたこのワンオフ車を発注した。希少価値の高い250 GTOに着想を得たSPアメリカは、丸型のテールライトなどまったく新しいデザインを採用している。メカニズムはF12から引き継がれているため、フロントに740psの6.3L V12エンジンが搭載されている。

画像 クラシックカーに着想を得た世界に1台だけのオートクチュール【ロールス・ロイス・スウェプテイルを詳しく見る】 全12枚















