Juju(野田樹潤)ブログ

2020.05.06

【Juju(野田樹潤)ブログ】第33話:F4デニッシュチャンピオンシップ 開幕戦の中止に思うこと

第2戦と第3戦はぶっつけ本番

開幕戦が予定されていた「パドボルグ・パーク・サーキット」は、いつも練習している場所。

でも、第2戦と第3戦の会場は初めて走るサーキットで、まったくのぶっつけ本番になってしまうんですよ。

「リング・ユールスランド(Ring Djursland)」と「ユランスリンゲン(Jyllandsringen)」という2つのサーキットなんですけど、いつもは開放されていないので、練習がぜんぜんできないんです。

レース当日に、フリー走行を20分だけして予選、そして決勝という流れになるので、コースを覚えることだけで精一杯になっちゃいそう。

それと、レギュレーションのことでいえば、タイヤはフリー走行も合わせて1セットしか使えないので、新品でフリー走行したとしても、予選のときにはパフォーマンスがもう落ちてしまっていると思うんです。

パドボルグでの開催だったら、フリー走行は走らずに新品で予選から走るという作戦を立てていたんだけど。

第2戦と第3戦は、20分走ってサーキットの勉強をしないといけないので、いい成績を狙うのは難しいのかな~と。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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