Juju(野田樹潤)ブログ

2020.05.06

13歳のプロレーサーJuju(野田樹潤)の連載。5月に予定されていたF4デニッシュチャンピオンシップ開幕戦は見送られることに。これについてJujuの思うこと、お父さん(野田英樹)と考えた戦略を綴ります。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第33話:F4デニッシュチャンピオンシップ 開幕戦の中止に思うこと

もくじ

開幕戦は見送られることに
第2戦と第3戦はぶっつけ本番
では、どうやって戦うのか?

開幕戦は見送られることに

突然ですが、5月に予定されていた開幕戦は、残念ながら見送られることになりました。

半分は予想していたことなので、それを聞いたときは「やっぱり……、仕方ないか」と、力が抜けていってしまうような感じだったけれど、時間がたつにつれて、くやしさがこみあげてきました。

 

1月の後半にデンマークに来てから約3か月間、自分のコンディションもマシンの調子も順調に上がってきていました。

だから、期待が大きかった分、ものすごく残念です。

ちょっと前まで、デンマークの首相は「大きなイベントは控えるように」というだけで、自動車連盟に問い合わせても「わからない」っていう状態だったんです。

それなのに……。

「無観客でもやってほしかった」とは思うけれど、今はみんなが大変なときだし、仕方ないですよね。ギリギリまで発表がなかったということは、なんとか開催できるように考えていたからだと思うし。 

6月の第2戦に向けて、できることをやっていくしかないです!

ところで、わたしが無観客でもやって欲しいと思っていたのには、理由がありました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。4歳でKIDSカートデビューウィン。5歳で30cc/40ccダブルチャンピオン、9歳でFIA-F4の最年少デビュー。11歳、国際クラスFIA-F4マシンで「U-17大会」出場。2018年からF3に挑戦。2020年はデンマークF4参戦。2021年はアメリカF4 US→デンマークF4。2022年は「Wシリーズ」を中心に活動する。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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