Juju(野田樹潤)ブログ

2020.06.26

【Juju(野田樹潤)ブログ】第37話:ヨーロッパのデビュー戦、ポールトゥウィン! 試練も

第2戦と第3戦 初めての試練

優勝から明けて翌日、21日には、同じユランズリンクで第2戦と第3戦が行われました。

第2戦はちょっといつもとは違ったやり方でのスタートになりました。

普通は、第1戦みたいに予選タイムが速い順にスタートしますよね。でも、このレースでは、遅い順からスタートする「リバースグリッド」というやり方でスタートしたんです。

なぜかって?

それは、速いクルマが独走してしまうと、レースが面白くない! レースを見る側としては、もっとバトルがあったほうが面白いでしょ? っていうことみたい。

このリバースグリッドに対しては、「ちょっとフェアじゃないよね」っていう考え方もあるんだけど、それはそれ。レースのキマリだから仕方ない。

なので、予選1位だったJujuは、8番グリッドからのスタートという逆境からのスタートに。

ハイ、8番手ね。わかりました。だったら、抜きましょう! 抜いて行きましょう! ということで、Juju、気合の追い抜きにかかりました!

エイッ、エイッって感じで、順調に抜きにかかっていたんですけど、途中で後続車のアクシデントがあって、セーフティーカーが入ってきて……。

結果的に、レース周回数が少なくなってしまったんですけど、3位まですべて抜いて自力ではい上がりましたよ。ふぅ~~。

8番手スタートってキツイな。

レースが始まる前に、第2戦は4位までに入れば、次の第3戦でポールポジションになることがわかっていたんですよね。だから、タイヤをいたわって、最後は無理せずにゴール。

ところが……、ここで第2の試練が。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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