イベント・レポート

2015.05.24

BULE ATAMINO ITARIA 2015

text & photo:Yasuhiro Ohto (大音安弘)

 
近年、再び観光スポットとして脚光を集める熱海。夏場は海水浴客でも賑わい、浜辺から眺める美しい眺望も自慢である長浜海浜公園を会場に開催されるのが「BULE ATAMINO ITARIA」だ。

本年で2回目となる同イベントは、ミーティング形式のスタイルとなっており、タイトルには「イタリア」という冠が付いてはいるものの、国産から輸入車まで様々なクルマのエントリーが可能だ。これは実行委員長を務める是枝正美氏は、同イベントを幅広い様々な世代のクルマ好きに気軽に参加してもらい、新たなオーナー同士の交流の場になればという想いからだ。

海風が心地よい公園を舞台に、およそ130台のクルマたちが集結。その中には愛らしいフィアット500や珍しいパンサー・カリスタ、そして新旧のイタリアン・スーパーカーまでと多彩なラインアップ。特に今年はマセラティの参加が多く、その中には希少なミストラル・スパイダーの姿も見受けられるなど、マセラティ・ファンには、とても貴重な機会になった。

そんな個性豊かなクルマたちの中から、人気モデルを選ぶコンテストも実施。一般来場者も参加できる人気投票だけに、クルマ好きだけの視点だけでは、入賞車が予測できないのも面白いところ。今回、栄えあるグランプリに輝いたのは、国産ヒストリックの日野コンテッサ1300クーペL(ライトウェイト)だ。これは、専用の軽量ボディを持つ元ワークスマシンで、当時の姿をそのまま残した大変貴重なモデルであっただけに、注目度も高かったと思われる。

天候にも恵まれた「BULE ATAMINO ITARIA」には、様々な世代のクルマ好きが集まり、お互いの愛車を眺めながら、ゆったりとした時間を楽しんだ。敷居の低いアットホームなイベントだけに、気軽に参加してみるのと良いだろう。きっと新たな仲間との出会いも生まれるはずだ。

  • 今年は会場に、数多くの新旧マセラティが集結!クワトロポルテなどの人気のモデルは、様々なタイプが揃った。

  • イタリア車にスポットを当てたイベントではあるが、様々なクルマのエントリーが可能。希少車の姿も。

  • 会場は、熱海の海に面した長浜海浜公園。参加者は、心地よい海風を感じながら、ゆったりと時間を過ごした。

  • シブさを漂わせる’90年代のマセラティたち。クールなカラーを纏いながらも強烈な色気を放っていた。

  • ランボやフェラーリなどのイタリアン・スーパーカーの姿も多く見られ、来場者たちからも高い感心を集めた。

  • シザードアをアップさせたカウンタック。その雄姿には、やはり釘づけになってしまう。

  • 地元である静岡県警の協力により、パトカーに乗車可能な記念撮影会も実施され、子供たちからは大好評。

  • バランスの取れた上品なスタイルを持つフェラーリ348。名称は、3.4ℓの8気筒エンジン搭載に由来する。

  • イベントのフィナーレとして実施された人気コンテストの表彰式。各部門別に上位3台が選ばれた。

  • レーシーな雰囲気を漂わせた日野コンテッサ・クーペ。ライトウェイトという特別仕様の軽量ボディを持つモデル。

  • グランプリに輝いたのは、コンテッサ。元ワークスマシンというヒストリーを持つ歴史的なレーシングカーである。

  • イベント会場には、自動車関連アイテムを販売する物販エリアも……。こちらでは自動車グッズを販売していた。

  • 店先で見つけたアルファロメオ・ナバホのラジコンカー。こんなコンセプトカーがモデル化されていたのだ。

  • オーナーさんが50年以上にわたり所有するメルセデス・ベンツ170S。入手した当時は22歳だったそう。

  • 希少な存在であるマセラティ・ミストラル・スパイダーも発見!日本に存在するスパイダーは、この1台のみ。

  • コンパクトハッチのアルファ・スッドTiも参加。ジウジアーロがデザインを担当したコンパクトカーだ。

  • こちらは同じくアルファ・スッドだが、3ドアスポーツクーペのスプリント。実は、1989年まで生産された。

  • 最新のアルファロメオである4Cも登場。コンパクトなサイズながら、その勇ましいスタイルには気迫を感じる。

  • ザガートとのコラボモデルであるアルファロメオSZ。アルファ75をベースに生まれた個性的なスポーツカーだ。

  • 野性味あふれる雰囲気が漂う伝説のスーパーカーであるデ・トマゾ・パンテーラGTSも姿を見せた。

  • 2+2のシートを備えたミッドシップのスーパーカーであるマセラティ・メラクSS。3.0ℓのV6エンジンを搭載する。

  • 愛らしいスタイルで絶大な人気を誇るフィアット500F。400万台以上が生産されたイタリアの国民車である。

  • ‘70年代のラリーシーンで活躍したフィアット・ジャンニーニ128ラリー。フィアット初のFF車としても有名。

  • タルガトップを備えるフェラーリ328GTS。シンプルかつ美しいデザインは、最新モデルにはない魅力だ。

  • モダンなデザインがウリであった2代目P411ニッサン・ブルーバード。デザインは、ピニンファリーナ。

  • 日伊の合作であるオーテック・ザガート・ステルビオ。ベースに使用されたのは、ニッサン・レパードだ。

  • 日本が誇るスーパーカーであるホンダNSX。2001年まで採用されていたリトラクタブルライト仕様のものだ。

  • そのユニークなスタイルが注目の的だったBMW600。フロント部も開閉するが、右後部にもドアが存在する。

  • 非常に珍しいカラーが印象的だったメルセデス・ベンツ450SLC。18年に渡り生産された長寿モデルでもある。

  • ジャガーEタイプ・ロードスター。優雅なスタイルと高性能を両立し、特にアメリカで大人気となった。

  • アストンマーティン・V12ヴァンキッシュ。映画007シリーズにも登場したフラッグシップGTクーペだ。

  • 4気筒エンジンを搭載するトラクシオン・アヴァンのシトロエン11CVレジュール。コンディションも抜群。

  • マセラティのエンジンと技術も取り入れた高性能GTとして作られたシトロエンSM。駆動方式はFFとなる。

  • アルピーヌA110。アルピーヌがメーカーとして本格的に生産したモデルで、ラリーなどで活躍した。

  • アルピーヌA310。A110の成功から高性能なだけでなく、快適性も重視して開発されたモデルも参加。

  • シトロエンらしさと時代に合った快適性がミックスされたことで、日本でもヒット作となったシトロエンBX 。