イベント・レポート

2018.2.7-11

レトロモビル2018 アルピーヌ、ル・マン初優勝40周年 最大のクラシックカーショー

編集部より

ヨーロッパのみならず世界中のクルマ好きに新年の到来を告げるイベントとして親しまれているレトロモビルが今年も開催されました。この世界最大かつディープなクラシックカー・イベントの模様を岡田邦雄氏のレポートでご紹介しましょう。

text & photo : Kunio Okada(岡田邦雄)

インターナショナルなクラシックカーショー

世界のあちこちで開催されているクラシックカーショーは、だいたいがその国の国産車が主役で、レトロモビルもかつてはフランス車が目立った。今では各国からの参加者も多く、インターナショナルなクラシックカーショーになっている。よく自動車が誕生したのはドイツだが、それを育てたのはフランスだと言われてきたように、実際のところ、自動車史上最初のレースが開催され、最初のグランプリが開催されたのもフランスである。

アルピーヌ ル・マン初優勝40周年特別展

ル・マン24時間レースが開催される地は、そこはフランスの田舎町なのにイギリスやドイツ、そして戦後にはアメリカや日本からも挑戦者が現れ、世界で最も有名なレースのひとつになっている。また、今でも世界の自動車レースを統括するFIAの本部もパリにあるのだから、やはりフランスのパリこそは今なお自動車文明の歴史的中心地であるのだろう。
そのパリで開かれるのがレトロモビルで、今年はアルピーヌ・ルノーがル・マン24時間レースで初優勝を獲得した1978年から40周年となることから特別展示が行われた。

質、量とも世界最大の規模 来場者を圧倒

自動車そのものが大きな曲がり角に立っている時代だが、今年で43回目を迎えたレトロモビルは、ヒストリックカー界の冬の社交場として、世界中の関係者が集まり交流する場所としてますます盛況であり、ヨーロッパの自動車文化の豊饒さと奥深さを感じさせた。たとえば、フェラーリ250GT SWBは10台もの参加車両があり、しかもそれぞれがレースの歴史の1ページを飾るようなヒストリーを持っているのだ。そんなクルマたちがポルト・ド・ベルサイユにある広大な国際展示場に多数展示されているのだから、質も高いが量も半端ではない。そしてクルマのみならずパーツ、書籍、カタログ、モデルカーからオートモビリアと、私は4日間も通ったけれど、それでも全てを見きれないほどの規模である。

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