クルマ漬けの毎日から

2026.04.21

レゴブロックの愛好家が情熱を注いでつくりあげたルノー5 ターボ3E。実車を手に入れることは難しそうですが、このスケールモデルを見て、嬉しい気持ちになりました。愛好家が創作を始めたきっかけとは?

リアルで魅力的! レゴブロックのルノー5 ターボ3E【クロプリー編集長コラム】

もくじ

スケールモデルの創作 きっかけはロックダウン

スケールモデルの創作 きっかけはロックダウン

ルノー5 ターボ3Eは限定モデルで、しかもその価格は13万5000ポンド(約2835万円)と高額なので、手に入れたくとも諦めるしかないと思っていた。

だが、ちょうどその時、レゴブロック愛好家のデビッド・コリンズさんのおかげで、ターボ3Eの魅力を身近に楽しむことができた。

コリンズさんは1300ピースのレゴブロックで、じつに印象的でリアルな1/12スケールモデルのターボ3Eを自身でデザインして完成させたのだ(上の画像)。

土木技師のコリンズさん(イングランド南西部のデボン州出身)は、コロナ禍のロックダウンの最中にレゴでスケールモデルの創作を始めた。

最初の作品は、かつて実車を所有していたトヨタMR2だったという。

以来、MGメトロ 6R4 グループBラリーカー(コリンズさんのインスタグラム@devonbricksで閲覧可能)をはじめ、いくつかの作品を手掛けてスキルを磨いてきた。

ルノー5 ターボ3E(プロトタイプ)

3か月かけて完成したルノー5 ターボ3Eのスケールモデルは、すべて彼自身が手掛けたオリジナルの作品。

レゴのアイディアバンクとして機能しているウェブサイトで、これまでに2500人を超える人たちから支持を集めている。

コリンズさんは自分の作品が商品化されるかどうかについては、あまりこだわっていない。なぜなら、競争は厳しいし、ソーシャルメディアで影響力を持つことも必要と思われるが、彼はそういうタイプの人ではないからだ。

すでにコリンズさんは次の作品、ボルボ240エステートに着手している。そのボルボが彼の「卓上工房」から誕生するのは、まさに完璧なタイミングになるかもしれない。というのも、来年ボルボは100周年を迎えるから。

どのような作品になるのか、とても楽しみだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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