クルマ漬けの毎日から

2026.02.09

ラグジュアリーなベントレーを手に入れることは夢だと思いがちですが、SUVの『ベンテイガ』はお買い得です。

お買い得な中古車、ベントレー・ベンテイガ【クロプリー編集長コラム】

もくじ

実用的 しかも値落ちしにくい

実用的 しかも値落ちしにくい

皆さんは、ベントレー・ベンテイガにどんな印象を持っているだろうか?

イギリスのクルー(イングランド北西部)で生産されているベントレーのあのパワフルなSUVの存在を、ここしばらく私は忘れていた。だが最近、賢い友人が思い出させてくれた。

「状態の良いV8のベンテイガこそが、手の届きそうなもっとも実用的なベントレーだと思うよ。しかも(業界の中古車の専門家によれば)公道を走るSUVのなかで、もっとも値落ちしにくい1台だそうだ」と話す友人の言葉で、あらためてベンテイガのことを思い出したのだ。

ベントレー・ベンテイガ(英国仕様/2016年登録)

この話を裏付けるために、友人は総走行距離3万6000mile(約5万7900km)のV8のベンテイガ(2019年式)に私の注意を向けた。「お約束」といえる装備やオプションが整ったこのベンテイガは、現在イギリス南東部のサリーで売りに出されている。

価格は8万ポンド(約1680万円)であるが、「ベントレー認定中古車」なので、総合的な保証に加えて2年間の無償点検サービスが付く。確かにお買い得だと思う。

ランドローバー・ディフェンダーのV8を12万ポンドほど(約2520万円)で買う人々がたくさん存在する世の中では、ベンテイガという選択は、なかなか斬新に思える(ディフェンダーは素晴らしいクルマだが、近頃ロンドン郊外の通りでは、頻繁に見かける)。

ベントレー・ベンテイガ(英国仕様/2016年登録)

良いニュースはまだある。中古車市場のアナリストたちは、ベンテイガのリセールバリューは今年(2026年)はさらに落ちにくく、高いまま維持していくと予測している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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