日常の快適性と非日常の頼もしい走破性を両立! シープのSUV『コンパス』と『コマンダー』はオールラウンダー

公開 : 2026.02.05 12:30

数値以上の価値がある特性

コンパスが搭載するのは2.4L直列4気筒の自然吸気エンジン。最高出力175ps/6400rpm、最大トルク229Nm/3900rpmというスペックは、ターボエンジンと比べれば絶対的な数値では及ばないかもしれない。

しかし、アクセルペダルを踏み込んだときのレスポンスの良さや活発に回りたがる特性に、数値以上の価値がある。このエンジンに採用されている『マルチエア』は、世界的に見ても極めてユニークな発想のテクノロジーだ。高効率化による燃費性能の向上と、ハイレスポンスかつパワフルな走りを高次元で両立している。

一方のコマンダーは、2L直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載する。最高出力170ps/3750rpm、最大トルク350Nm/1750-2500rpmという数値が示すとおり、低回転から豊かなトルクを発生するのがディーゼルの強みであり、コマンダーのキャラクターに見事にマッチしている。

この日の試乗でも発進時から頼もしい加速が得られ、高速道路では100km/h巡航時に約1500rpmという、低回転で余裕のある走りを披露してくれた。

トルクの余裕は運転の安心感につながり、同時に低燃費にも寄与。多人数乗車でのロングドライブでも長い航続距離が期待でき、アクティブなライフスタイルに理想的な相棒と言えるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    石井昌道

    Masamichi Ishii

    1967年生まれ。自動車専門誌の編集部員を経てモータージャーナリストへ。ワンメイク・レースへの参戦も豊富で、ドライビング・テクニックとともにクルマの楽しさを学んできた。国産車・輸入車のいずれの知識も幅広く、ジャンルを問わない執筆活動を行う。最近では、エコドライブの研究、それを一般ドライバーへ広く普及させる活動に力を入れている。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

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