世界で最も長く生産されたクルマ 34選(前編) プジョー205からVWジェッタまで 単一世代の「ご長寿」
公開 : 2026.01.20 07:25
多くのモデルが数年単位で世代交代していく中、ほぼ変わらず30年以上にわたって生産され続ける「ご長寿」モデルもあります。今回は単一世代で長く存続した34台をランキング形式でご紹介します。最長はやはり、あのクルマ。
もくじ
ー世代交代なしで15年以上生き延びたモデルは?
ープジョー205(1983~1998年) - 15年間
ーメルセデス・ベンツSL(R107、1971~1989年)- 18年間
ーフォード・モデルT(1908~1927年) - 19年間
ースズキ・ジムニー(1998~2018年)- 20年間
ーフィアット・パンダ(1980~2003年)-23年間
ープジョー206(1998年~現在) - 27年、更新中
ーモーリス・マイナー(1948~1971年) - 23年間
ーレンジローバー(1970~1996年) - 26年間
ーフィアット126(1972~2000年)- 28年間
ージープ・ワゴニア/グランドワゴニア(1963~1991年) - 28年間
ーフォルクスワーゲン・ジェッタ(2代目、1984~2013年) - 29年間
世代交代なしで15年以上生き延びたモデルは?
10年以上も変わらずに生産が続けられるクルマは稀だ。多くのモデルが誕生しては消えていく中、決して消え去らないモデルもある。
自動車メーカーは通常、時間の流れとともに新しい軽量素材や安全技術を取り入れ、デザインも変更して目新しさをアピールしようとする。しかし、本稿ではこの流れに逆らい、非常に長きにわたって生産が続けられたモデルを取り上げたい。

結論からお伝えすると、最も長命なモデルは初代フォルクスワーゲン・ビートルである。今回はビートルを筆頭に、単一世代(フルモデルチェンジなし)で生産期間が長いモデルを34台紹介する。まずは「短い」モデルから……。
(翻訳者注:「現在も生産中」のモデルに関しては、2025年時点で確認された情報を基にしています。)
プジョー205(1983~1998年) – 15年間
プジョーは1978年、旧式化した104の後継車として205の開発に着手した。軽量化と生産の効率化が求められ、開発コストを抑えるために既存部品を流用する必要があった。当時のプジョーは、シトロエンとクライスラー欧州部門をやや不本意ながら吸収したばかりであり、商業的な失敗は許されなかった。
205は1983年初頭に4ドア・ハッチバックとしてデビューし、瞬く間にベストセラーの1つとなった。ラインナップも拡大し、2ドア・ハッチバック、コンバーチブル、小型バン、そして人気のGTi(写真)が加わった。ラリー仕様車やT16モデルは、熱狂的なファンを生んだ。

1990年代半ばからは、コストパフォーマンスが205の最大の売りとなった。1998年の大晦日に生産終了した。
メルセデス・ベンツSL(R107、1971~1989年)- 18年間
R107世代のメルセデス・ベンツSLほど、タイムレスな優雅さを放つロードスターは稀だ。王者にふさわしい内装を備え、20年近くラインナップの頂点に君臨した。固定ルーフの4人乗りクーペを生み出した唯一のSLでもある。このボディスタイル(SLC)は1981年に生産終了し、W126ベースのSECに道を譲った。

フォード・モデルT(1908~1927年) – 19年間
フォード・モデルTは、世界初の大量生産車として知られている。同時期に生産された高価で豪華なモデルと比べてはるかに質素だが、多くの人の手に届く価格設定だった。1917年の価格は500ドルからで、これは現代の約9600ドル(約150万円)に相当する。中古車はさらに安価である。
忘れてはいけないのは、数百万の米国人に馬や列車を使わずに移動する機会を与え、休暇の概念を永遠に変えたことだ。フォードは12か国で1500万台を生産した。












































