動物の名前が付いたクルマ 26選(後編) 牛から熱帯魚、未確認生物『イエティ』まで?
公開 : 2026.01.24 11:45
アリ、子猫、シマウマなど、動物にちなんで名付けられたクルマを、アルファベット順にAからZまで紹介します。意外なことにVWゴルフは、風ではなく「馬」由来のネーミングとされています。手元に動物図鑑をご用意ください。
もくじ
ーN:ジープ・グラディエーター・ナイトホーク
ーO:GVTオックス
ーP:フィアット・パンダ
ーQ:シボレー・コルベットZR1Xクエイル・シルバー・リミテッド・エディション
ーR:プリムス・ロードランナー
ーS:トライアンフ・スタッグ
ーT:サンビーム・タイガー
ーU:ランボルギーニ・ウラッコ
ーV:ダッジ・バイパー
ーW:ランドローバー・ウルフ
ーX:ラーダXレイ
ーY:スコダ・イエティ
ーZ:ダイハツ・ゼブラ
N:ジープ・グラディエーター・ナイトホーク
このようにアルファベット順にAからZまで全部揃えるとなると、QやXが難しいのは予想通りだ。でも、Nはどうだろう? Nで始まる動物はそう多くないが、これまで「ナッタージャック(ヒキガエル)」、「ニュート(イモリ)」、「ネイキッドモールラット(ハダカデバネズミ)」といった名前のクルマは聞いたことがない。
そのため、ここではジープ・グラディエーターの特別仕様トリムパッケージであるナイトホーク(ヨタカ)を紹介せざるを得ない。

O:GVTオックス
オックス(役牛)は安定した歩調で大きな荷物を運べる貴重な労働用の動物だ。慈善団体グローバル・ビークル・トラスト(GVT)が、自前の配送車両にこの名を選んだ理由も理解できる。ゴードン・マレーによる設計で、アフリカでの使用を想定し、フォード・トランジットの部品を使いながらフラットパック式の組み立てボディを採用。このプロジェクトは後にオックス・デリバーズという会社へと発展し、現在ではルワンダの貨物輸送サービス事業で電動車を運用している。

P:フィアット・パンダ
厳密に言えば、フィアット・パンダはこのリストに載るべきではない。竹を好むクマ科動物に由来する名前ではないからだ。フィアットは当初「ルスティカ」と仮命名したが、その後、旅行者の女神エンパンダにちなんだ名前に変更した。この名前は、パンダをロゴマークにしている世界自然保護基金の怒りを買ったが、フィアットが多額の寄付を行ったことで事態は収拾した。

Q:シボレー・コルベットZR1Xクエイル・シルバー・リミテッド・エディション
どこかの自動車メーカーがクロスオーバーなどに「クオッカ(クアッカワラビー)」と命名するまでは、このコルベット以外にQで始まるモデルはない。クエイル・シルバー・リミテッド・エディションは、モントレー・カー・ウィークの一部である「クエイル・カーショー」にちなんで名付けられた特別仕様車であり、渡り鳥にちなんだリゾート「クエイル・ロッジ」へのオマージュでもある。クエイル(Quail)という言葉は主にウズラを指す。

R:プリムス・ロードランナー
ロードランナー(オオミチバシリ)は実在の鳥だが、どちらかといえばアニメ『ルーニー・テューンズ』に登場するワイリー・コヨーテの長年の宿敵を思い浮かべる人が多いかもしれない。実際、プリムスが1968年に発売したマッスルカーは、そのアニメキャラクターにちなんで名付けられたのだ。
当時プリムスは製作元のワーナー・ブラザースに5万ドルを支払い、キャラクターの名前と肖像を使用。さらに1万ドルを追加で支払い、「ミッミッ」という鳴き声をクラクションとして使うためのライセンスを取得した。自動車メーカーがこれまでに支払った1万ドルの中で最高の使い道だろう。




























