デザインも乗り味も円熟の極み 『レンジローバー ヴェラール』は今こそ注目したいミッドサイズラグジュアリーSUV

公開 : 2026.02.27 12:30

熟成モノならではのとろりと優しい円熟味

ヴェラール全般にいえる熟成モノならではのとろりと優しい円熟味は、P400eからも、しかと伝わってくる。

内燃機とモーターの連携は、登場当初にも増してシームレスなものとなった。内燃機の音、振動自体もにわかに4気筒とは思えないほどクリーンだ。そこにモーターによるアシストも相まって、低中回転域のフィーリングは直列6気筒ではないかと錯覚するほどの上質さを感じさせてくれる。

システム総合出力は404ps/640Nmということもあって、推進力にまったく不満はない。一方で、それを御するシャシー側も刺々しいフィードバックが気になるところはなく、ワインディングでも路面をひたひたと捉えていく感触でレンジローバー譲りの品格を漂わせる。

今回はそういったシチュエーションはなかったが、以前の試乗ではオフロードでこそ一族の結束を最も強く伺わせていたことも確認している。

都会派の洒落者云々の捉え方は人それぞれでも、乗れば有無をも言わさぬレンジローバーの血統をこれでもかと味わわせてくれる。それこそが他にないヴェラールの強みなのだろう。

ランドローバーコール (土・日・祝除く 9:00-18:00)
フリーダイヤル: 0120-18-5568

レンジローバー・ヴェラール 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    渡辺敏史

    Toshifumi Watanabe

    1967年生まれ。企画室ネコにて二輪・四輪誌の編集に携わった後、自動車ライターとしてフリーに。車歴の90%以上は中古車で、今までに購入した新車はJA11型スズキ・ジムニー(フルメタルドア)、NHW10型トヨタ・プリウス(人生唯一のミズテン買い)、FD3S型マツダRX-7の3台。現在はそのRX−7と中古の996型ポルシェ911を愛用中。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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