デザインも乗り味も円熟の極み 『レンジローバー ヴェラール』は今こそ注目したいミッドサイズラグジュアリーSUV
公開 : 2026.02.27 12:30
熟成モノならではのとろりと優しい円熟味

ヴェラール全般にいえる熟成モノならではのとろりと優しい円熟味は、P400eからも、しかと伝わってくる。
内燃機とモーターの連携は、登場当初にも増してシームレスなものとなった。内燃機の音、振動自体もにわかに4気筒とは思えないほどクリーンだ。そこにモーターによるアシストも相まって、低中回転域のフィーリングは直列6気筒ではないかと錯覚するほどの上質さを感じさせてくれる。

システム総合出力は404ps/640Nmということもあって、推進力にまったく不満はない。一方で、それを御するシャシー側も刺々しいフィードバックが気になるところはなく、ワインディングでも路面をひたひたと捉えていく感触でレンジローバー譲りの品格を漂わせる。
今回はそういったシチュエーションはなかったが、以前の試乗ではオフロードでこそ一族の結束を最も強く伺わせていたことも確認している。

都会派の洒落者云々の捉え方は人それぞれでも、乗れば有無をも言わさぬレンジローバーの血統をこれでもかと味わわせてくれる。それこそが他にないヴェラールの強みなのだろう。






































































