レンジローバー・ヴェラール

公開 : 2017.07.11 17:40

 

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シャシー

軽く、たくましく

ヴェラールには、ジャガー・ランドローバーが新開発した軽量アルミニウム構造ボディを採用。

これは全体の82%にアルミニウム素材を使用しており、ジャガー初のSUV、F-PACEなどに採用されているものと同様のもの。

F-PACEの実力からもわかるように、軽量化かつ高剛性を実現したポテンシャルの高いものだ。また、最終的には全体の95%を再生できる環境に配慮した設計となっている。

レンジローバー伝統の高い走破性を実現するため、全車にインテリジェントドライブラインダイナミクス搭載AWDを搭載。路面状況に合わせて、前後50:50から、後輪100%、時には前輪100%と、最適な駆動配分をおこなう。

また路面状況に合わせた車両設定が選べる「テレインレスポンス」を標準搭載。また進化形の走行モードの自動選択機能を備えた「テレインレスポンス2オート」も用意。

なお、伝統機能の最大渡河水深は650mmまで対応という他モデル同様に本格オフローダーの一面も与えられている。

パワートレイン

ヴェラールの主軸は「インジニウム」に ただしパワーも重視

日本仕様のパワートレインは、オールアルミニウム製である新世代2.0ℓ直列4気筒ターボエンジン「インジニウム」を中心に、ガソリンとクリーンディーゼルを合わせて4タイプを設定。トランスミッションは、全車共に8速ATのみとなる。

レンジローバーとしては日本初導入となるクリーンディーゼルエンジンには、180ps/43.8kg-mを発揮する2.0ℓの直列4気筒ターボエンジンを搭載。

残り3タイプはガソリンエンジンで、250ps/37.2kg-m仕様と300ps/40.8kg-m仕様の2.0ℓ直列4気筒ターボ、そしてトップレンジには、380ps/45.9kg-mの3.0ℓのV6スーパーチャージドエンジンとなる。

なお、ガソリン仕様の「インジニウム」エンジンが日本に導入されるのはジャガーを含めて初のこと。

今後は、ブランド全体でパワートレインの電動化も進められていき、EV、PHEV、HVの2020年までに今後製造、発売するモデルにこれらを投入していくという。

 

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