ジープの3列シート車に新ミディアムクラスのボディを持つコマンダーが今秋登場!

公開 : 2022.09.29 11:55

ジープ・コマンダーが今秋登場。今わかっていることをまとめました。ディーゼルの設定もポイントです。期待が高まります。

もくじ

新たなジープ3列シート車
今、わかっていることは?

新たなジープ3列シート車

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80年以上の長い歴史を持つ、本格的な四輪駆動モデルを多くリリースしているブランドであるジープ。現在ではSUV自体が高い人気を誇っていることも追い風となり、日本国内でも高い人気を誇るブランドとなっているのはご存知の通りだろう。

そんなジープのラインナップにこの秋、新たに加わるのが、グランドチェロキー Lに続いて3列シートを備えたモデルとなる「コマンダー」である。

以前からジープをチェックしている人であれば懐かしい名前となるかもしれないが、このコマンダーは2代目モデルとなり、初代は2006年から2009年まで日本で正規販売されていた。ジープブランド初の3列シート車となっていたのだ。

そんな新型コマンダー、ボディサイズ的にはコンパスとラングラーの中間に位置するものとなり、日本国内、特に都心部でも取り回しのしやすいものと言えるだろう。

詳細なスペックは明らかになっていないが、すでに販売されている海外仕様のデータでは全長が約4770mm、全幅が約1860mmとなっており、国産車であればトヨタ・ハリアーやマツダCX-60にほど近いサイズとなっている。

それでいて競合車種にはない7人分の座席と、リアシートをたためば広大なスペースが誕生するのだから、こういったクロスオーバーSUVモデルを待っていた、という人には朗報と言える1台と言えるのではないだろうか。

ジープ・コマンダー 公式サイトをみる

今、わかっていることは?

新型ジープ・コマンダーのエクステリアデザインは、ジープのフラッグシップモデルであるグランドチェロキー Lからインスピレーションを得た洗練されたデザインとなる。

ジープのアイデンティティである7スロットグリルや台形ホイールアーチは受け継ぎながらも、堂々かつラグジュアリーな雰囲気を持つ仕上がりとなっている。

インテリアにおいても、現在公開されているティザーサイトの写真を見るとブラウン系の落ち着きと高級感のあるシート表皮が採用されているほか、大型ガラスルーフを見ることができ、日本仕様の詳細発表が待ち遠しくなること請け合いである。

気になる心臓部には経済性とトルクフルな走りを両立した、2.0L直列4気筒のディーゼルターボエンジンを搭載。アダプティブクルーズコントール、ハイウェイアシストシステム、アクティブレーンマネジメント等数多くの安全装備を採用している点も抜かりなしとなっている。

詳細なスペックや価格、販売開始のタイミングなどは今秋の発表まで待たなければならないが、絶妙なサイズかつ3列シートで、経済性に優れるディーゼルエンジンとありそうでなかったスペックを持つコマンダーは多人数乗車が可能なクロスオーバーSUVを探している人にとって、チェックしておくべき1台となることは間違いないハズだ。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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