すばらしきタルガの世界(1) フィアットX1/9 vs ホンダCR-Xデルソル

2017.08.25

サマリー

タルガトップのクルマを特集いたします。その1は、フィアットX1/9とホンダCR-Xデルソル。あまり、もてはやされた印象はありませんが、じつは興味深い2台なのですよ。

もくじ

特集をはじめるにあたって
不遇のミドエンジンスポーツ
CR-X、オーナー目線の◯と△
「CR-Xを批判するのはむずかしい」
X1/9 乗り心地や操舵感覚はロータス
2台のスペック比較
もうひとつの選択肢

特集をはじめるにあたって

オープンエアモータリングの魅力は抗いがたいものだが、そこに制約があるのも事実。

冷たい突風が首筋からしみ入るような季節ともなれば、トップを降ろして走るのは辛い。

それを軽減するために、リアにウインドディフレクターを備える例が増えてきた。トップを閉じたのでは乗る意味がないのだ。

しかしノイジーで雨漏りする室内で閉所恐怖症になりそうなコンバーチブルも存在する。それならタルガスタイルはどうだろう?

妥協の産物と呼びたいなら、それでもいいが、そもそもルーフパネルを脱着するという行為ひとつとっても、楽しさをもたらしてくれる。

驚くべきは、いかに多くのメーカーがこのボディタイプを採用してきたか、ということだ。

ただし、「タルガ」の名を使えるのは1社だけ。ポルシェがタルガを発明したと言いたいところだが、そんなことを書いたら、この記事が公開されるやいなや、「1922年のアルフォンス・ガッダバウトに同様のルーフがあった」とか「トライアンフのサリートップについてはまだ決着が付いていない」といったコメントが入るだろう。

わたしが確信を持って言えるのは、ポルシェが1966年12月に最初の911タルガを送り出して以来、タルガは同社の登録商標になっているということだ。

しかし、同じテーマを持つ、ほかのクルマたちはどうなのか? われわれはお手頃なランナバウトからプレミアムなスーパーカーまで10台を集め、1年を通じてオープンエアモータリングを楽しめる世界を探求してみた。

まずはフィアットX1/9とホンダCR-Xデルソルに乗ってみよう。

 
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