ヒストリックカー・インプレッション

2017.08.12

回顧録(3) 三菱ランサー・エボリューションVI ‘T.M.E’ 試乗

三菱ランサー・エボリューションVIトミ・マキネン・エディション

テスト日 : 2011年07月26日

文・アレックス・ロビンス 

[編集部より]

たいへんな人気の「回顧録」シリーズ。ランチア・デルタ→アウディRS4(初代)に続き、きょうは「ランエボ」です。特に加速のシーン、アレックスの文体に惹き込まれるかもしれませんよ!

もくじ

子どものころに夢見た「エボVI」
アクセルペダルを蹴飛ばそう
コーナーだって「巻きつくように」

子どものころに夢見た「エボVI」

わたしがまだ子どもだった頃に、三菱ランサー・エボリューションVIのロードテストの記事を読んだことがある。

張り出したボディ、スープボウルのようなフォグライトに挑戦的なリアスポイラーがわたしを魅了し、果たしてその見た目に対してどんなクルマなのか気になっていた。

「道路を走るとシートバックに背中を打ちつけられるような感覚である」というレポートだったことを覚えている。

その当時のわたしには、それが実際どんなものなのか想像することができなかった。そして、そのパフォーマンスを自身で体験したいと思うようになり、ランエボVIはわたしの最も欲しいクルマとなったのだった。

子どもの頃のヒーロには会うべきではない、と言う人もいるが、わたしは18年越しの思いを果たした。

しかもいま自分の目の前にとまっているのは、その三菱ランエボVIなだけでなく、トミ・マキネン仕様の1台だ。

さっそく乗ってみようではないか。

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