自動車メーカー、燃費試験法WLTPの準備できている? 各社の対応は 焦りも

2018.05.19

サマリー

9月1日からの新排出ガス基準(WLTP)施行を前に、各メーカーの代表者にそれぞれの対応状況を聞きました。残り4カ月少々という短い期間の間に販売車種すべてを適合させるというのは大変な仕事です。焦りを持っているメーカーも多いようです。

もくじ

焦る自動車メーカー
プジョー、スズキ、オペル/ヴォグゾール
VW、メルセデス
ホンダ、スコダ

焦る自動車メーカー

自動車メーカーは、9月1日からすべての新車に適用される従来より厳しい新しい排ガス試験への対応を迫られている。

その日以降、乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)がクルマの新しい認証試験になるのだ。この試験は、従来の新欧州ドライビング・サイクル(NEDC)よりも実際の運転状況を反映するように設計されている。この試験には実路走行排気(RDE)と呼ばれる試験が付随する。2021年から義務化されるこの試験では、試験ラボでの評価だけに頼るのではなく、実際に公道を走行して測定する。

多くの自動車メーカーは、販売するクルマのCO2数値をすでにWLTPに適合させている。また、すべての派生車種もWLTP試験にパスする必要があるため、多くのメーカーが車種展開を簡素化させている。

さらに、従来のNEDC試験にしか適合していないクルマを9月までに売り切ってしまおうと焦っている。その日を過ぎると、旧試験にしか適合していないクルマは数パーセントしか売ることができない。それも12カ月間限りだ。メーカー総販売台数の5%ないし10%だと考えられるが、詳細は政府で検討中である。

多くの自動車メーカーのトップに、WLTPへの対応について尋ねた。

 
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