M・ベンツ新型Aクラス 欧州にA200d/A220d追加 ディーゼル新規制に対応

公開 : 2018.11.14 06:10

メルセデス・ベンツは、欧州で、新型Aクラスに2種類のディーゼルグレードを追加しました。新設定されたA200d、A220dはOM654エンジンを搭載。2020年から施行される新規制に適合します。落ち込みが激しいディーゼル需要を支えるグレードになりそうです。

もくじ

ディーゼル新規制に適合
装備や価格は

ディーゼル新規制に適合

メルセデス・ベンツは、新型AクラスにA200d、およびA220dという2種類のディーゼルエンジン搭載グレードを追加した。使用されるOM654エンジンは、2020年から施行されるRDE2規制に適合する。

このエンジンは英国ではRDE2に適合する初めてのモデルとなる。ビジネスユーザーは税制面での優遇を受けることができる。2017年にはRDE2非適合車には4%の割増が課せられた。

英国では、Aクラスの販売のうち、ディーゼルモデルがその大多数を占めるだろう。しかし、その割合は低下傾向にある。先代では70%を占めていた。

A200dには150ps、32.6kg-mを発揮する2.0ℓディーゼルが搭載される。一方A220dでは同じエンジンが40ps増強され、トルクも40.8kg-mとなる。

両車ともに、燃費は23.3km/ℓ以上となり、CO2排出量は110g-114g/kmとされている。結果的に、ガソリンエンジン以上の売り上げが期待できそうだ。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像