ミニが間もなく大規模マイナーチェンジ実施 クーパー、カントリーマン、エースマン改良へ 新たな派生モデルも計画中?

公開 : 2026.05.21 07:25

ミニは『クーパー』、『カントリーマン』、『エースマン』の各モデルに大規模なマイナーチェンジを計画しています。デザイン責任者ホルガー・ハンプフ氏がブランドコラボレーションなど今後の方向性について語りました。

新デザイナーの下で大幅改良へ

ミニは、各モデルの大規模なマイナーチェンジの開発作業を「ほぼ完了」させた。デザイン責任者ホルガー・ハンプフ氏の下で新たな時代を迎えようとしている。

ハンプフ氏は2024年10月、BMW傘下のデザインコンサルタント会社デザインワークスからミニに移籍した。しかし、ミニの現行ラインナップがまだ新しいこと(クーパーとカントリーマンは2023年発売、エースマンはその翌年)を考えると、同氏が自身の色を出す機会はまだ訪れていない。

2024年10月にミニのデザイン責任者へ就任したホルガー・ハンプフ氏
2024年10月にミニのデザイン責任者へ就任したホルガー・ハンプフ氏

ハンプフ氏はAUTOCARに対し、「今後のLCIでわたしの仕事を見ることになるでしょう」と語った。

LCI(ライフ・サイクル・インパルス)とは、BMWグループが大規模なモデル更新を指す際に用いるコードネームである。ハンプフ氏によると、次回のLCIが「この世代のお客様からのフィードバック」を基に行われる、ミニにとっての「重要なマイルストーン」になるという。

登場から4年を経たクーパーとカントリーマンのマイナーチェンジモデルは来年後半に、エースマンのマイナーチェンジモデルは2028年に登場する可能性が高い。

有名ブランドとのコラボにも意欲

ハンプフ氏は、クーパーの『ポール・スミス・エディション』や以前のコンセプトカー『デウス・エクス・マキナ』のようなブランドコラボレーションが、ラインナップの新鮮さを保つ上でより重要になっていくと述べた。

「短期間の限定モデルやコラボレーションは、ミニに対する認知度と評価を高めるでしょう。必ずしも完全に新しいクルマである必要はありません。一種のストーリーテリングであり、現行製品をライフスタイルに合わせて適応させることになります」

デウス・エクス・マキナとのコラボにより誕生したコンセプトカー、ザ・マキナ
デウス・エクス・マキナとのコラボにより誕生したコンセプトカー、ザ・マキナ    ミニ

この点に関連して、ハンプフ氏は、既存モデルの1つをベースにしたオフロード志向のバリエーションを開発中であることをほのめかした。

「アウトドアのライフスタイルや、都会を離れて自然の中で数日を過ごすというトレンドを目の当たりにしてきました。ミニのクルマでも、もちろん可能です。その方向性の何かを期待していただきたい」

この派生モデルはおそらくカントリーマンをベースにするだろう。現在、四輪駆動を備えているのはミニの中でカントリーマンだけであり、その高い最低地上高はアウトドア志向のライフスタイルに適しているからだ。

ハンプフ氏は当面、マイナーチェンジに焦点を当てるが、すでに次世代の完全新設計モデルの開発も始まっていることを認めた。これらは2030年代初頭に登場する見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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