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AUTOCARアワード2019 ゲームチェンジャー部門 数々のモデルが時代を変革

2019.06.01

スズキ・ジムニー


クルマがますます複雑になり、最小限の重量増で、数々の機能を詰め込まなければならなくなっているいま、スズキ・ジムニーは一服の清涼剤ともいえる存在だろう。

オフロード性能に特化したモデルとして、ラダーフレームにタフな四輪駆動システムを組み合わせ、フロント/リアにリジッドアクスル式サスペンションを採用したジムニーは、驚異的なグランドクリアランスと、アプローチ/デパーチャーアングルに加え、ローレシオのギアボックスまで備えており、その重量は1100kgをわずかに超える程度に留まっている。

ある意味、非常にオールドファッションなモデルでもあり、伝統的な手法で創り出されたクルマだが、それこそが、最高のゲームチェンジャーと呼べる理由でもあり、スズキは、この業界全体を巻き込んだトレンドに抗って、ジムニーが持つ精神性を大きく変えることを拒んでいるのだ。だが、真に驚くべきは、この新型ジムニーへの周囲の熱狂ぶりであり、非常に多くのバックオーダーを抱えたスズキでは、なんとか顧客の要望に応えようと、いま全力で対応を進めている。

新型ジムニーを選んだすべてのひとが、このクルマがそのオフロード性能を発揮する荒野に住むわけではない。だが、それなりのオフロード性能を誇るモデルが数多く存在するなか、正直言って、低いオンロード性能にもかかわらず、多くのひとびとがジムニーを選ぶのは、このクルマに特別な何かが備わっているからであり、魅力的なスタイリングと驚異的なコンパクトさ、さらには、そのバーゲンプライスとも言える価格に、圧倒的な価値を見出しているからに他ならない。

 
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