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クラシックカーの電気自動車化 国際クラシックカー連盟「推奨できない」と警鐘

2019.10.20

100字サマリー

クラシックカーを電気自動車に改造することが最近流行っているようです。しかし、国際クラシックカー連盟は、この種の改造について「推奨できない」との声明を発表しました。オリジナルのエンジンを除去してしまったら、もはや歴史的価値のあるクラシックカーとは呼べないというのです。

もくじ

反論する企業も
ヒストリックカーの定義とは
元に戻せる改造を

反論する企業も

最近広まりを見せているクラシックカーを電気自動車化することについて、警鐘を鳴らす識者がいる。オリジナルのパワートレインを除去してしまったら、それはもはや「歴史的価値」のあるクルマではないというのだ。

国際クラシックカー連盟(FIVA)が次のような声明を発表した。「歴史的価値のある車両のドライブトレインを、現代のEVコンポーネントに載せ替えることは、オーナに向けても法規制に向けても、推奨することはできない」。

ルノー4 eプレイン・エア
ルノー4 eプレイン・エア

この声明は、英国のルナズ・デザインやスウィンドン・パワートレインのように、クラシックカーの電気自動車化をビジネスとする新興企業が頻出している現状を受けて出されたものだ。小規模なスタートアップだけではない。ジャガーEタイプ・ゼロやフォルクスワーゲンのeビートル、ルノー4 eプレイン・エアのように、大自動車メーカー自身が手掛ける例も少なくない。

シルバーストーンに本拠を構えるルナズ・デザインは、このFIVAの声明に対し、次のように反応した。「自動車産業としても、共同体としても、わたしたちは世界を変えなければなりません」「現代の命題に取り組み、これから先もわたしたちが愛するクルマを残すために、電動パワートレインの提供は求められるソリューションです」。

 
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