【マツダ創立100周年】名車だけではなく「迷車」3選 それぞれの背景とは?

2020.02.16

時代の波に乗り損ねてしまった クロノス

マツダのミドルセダンとして長い歴史を誇ったカペラ。その後継車種として91年に登場したのがクロノスだった。

メーカーとしては折からのバブル景気に乗って3ナンバーサイズとなったクロノスを売ろうという目論見があったようだが、実際に登場したときすでにバブルは崩壊したあとだった。

マツダ・クロノス
マツダ・クロノス

クロノスをベースとした兄弟車もMS-6、ユーノス500、クレフなど多く存在していたが、どれも知名度という点でカペラには及ばず、どれも販売面では不振となってしまう。

その結果、94年に早くも5ナンバーサイズセダンとしてカペラが復活し、なんとか失った市場を取り戻すことに成功したのであった。

その後、ご存知の通りカペラは2002年にアテンザへとバトンタッチするが、こちらは販売面でも成功を収める結果となった。これはクロノスの悲劇の経験が生きていたからなのかもしれない。

前述のロードペーサーもフルラインナップを急ぐあまり投入された車種だったが、現在のマツダはフルラインナップには拘らず、マツダらしい車種のみをラインナップしているし、エチュードの経験があったからこそマツダ2を筆頭にプレミアムな雰囲気を持ったコンパクトカーを生み出すことができたと言える。

そういった意味でも、商業的には失敗したモデルであったとしてもマイナス要素ばかりだったとは一概に言えないのかもしれない。まさに失敗は成功の母なのである。

 
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