第4世代のレンジローバー、デビュー

2012.08.15

レンジローバーの第4世代モデルが、来月のパリ・モーターショーを前に明らかにされた。

その最も重要なのはデザインではなく、42年目にしてアルミニウムのモノコック・シャシーを採用したことだ。これにより現行モデルよりも420kgも軽くなったのだ。この軽量化は、燃費、CO2排出量、そして機敏なパフォーマンス、そのすべてにプラスに作用することとなる。このアルミニウム・モノコックの技術は、姉妹ブランドであるジャガーのXKおよびXJから移植されたもので、今後ジャガー・ランドローバーの高価格モデルはすべてこのアルミニウム・モノコックを使用するようになるだろう。

すべてが新設計となるエア・サスペンション・システムをサポートするアルミニウムのサブフレームを持つモノコックは39%の軽量化を果たしただけでなく、その捻れ剛性も高められている、とグローバル・ブランド・ディレクターのジョン・エドワーズは語っている。

そのシャシーは電子制御のライド・コントロールとスタビリティ・コントロールを備え、テライン・レスポンス2オート・システムというオンロードとオフロードのコンディションを即時に判断し最適な乗り心地を提供してくれるシステムを持つ。

新しいレンジローバーのホイールベースは100mm長くなっており、同様にトレッドも広がっているとAUTOCARは想像する。

そのデザインは、デザイン・チーフ、ゲーリー・マクガバンによって整形された。マグカバンは「レンジローバーのデザイン・キューを新たに解釈した」とのことだ。フローティング・ルーフ、クラムシェル・ボンネット、ブラックアウトされたピラー、2ピースのテールゲートなどは先代から引き継がれている。ラップラウンド・ヘッドランプは新しいデザイン手法ではある。そのスタインリングはダイナミックに変更されているといってよいだろう。

新しいレンジローバーには3つのエンジンが搭載される。最新版にアップデートされた3.0リッターのV6ディーゼル、現在のレンジローバーにも搭載される4.4リッターのV8ディーゼル。そしてスーパーチャージャー付きV8 5.0リッター・ガソリンの3種だ。これらのエンジンはすべて8速ZF製オートマティックが組み合わせられ、マニュアル・ギアボックスは用意されない。

そのシャシーは、アンチロック・ブレーキとトラクション・コントロール・システムと共に、改善されたテライン・レスポンス2オート・システムが取り付けられている。

そのキャビンは、現在のモデルでも評価の高いインテリア・デザインの影響を大きく引き継ぐ。大きな変更点は8インチというワイドなスクリーンが取り付けられたことだ。また、機能を減らすことなく、そのギアスイッチ類は単純化された。

ホイールベースが長くなったことにより、リア・シートには前モデルに対してプラス120mmものニースペースが生まれている。リア・シートは標準は3人乗りだが、2シーターのエグゼクティブ・レイアウトがオプションで選択できる。

ショールームへの展開は今年中に、そして最も早い納車は来年早々になろう。価格についてはランドローバーは正式にアナウンスしていないが、エントリー・モデルで70,000ポンド(864万円)、最も高級なモデルで120,000ポンド(1480万円)となろう。

 

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