クルマ漬けの毎日から

2025.05.31

現在クロプリー家ではクルマを4台所有していますが、クロプリー編集長はまだ「至福の境地」に達していないようです。しかし、いま5台目がやって来る可能性が高まっています。

我が家に5台目がやって来る⁉︎【クロプリー編集長コラム】

もくじ

年代物バイク 売却済み
息子の家のガレージ

年代物バイク 売却済み

クルマ収集で至福の境地に達している人をご存じだろうか?

「至福の境地に達した人」というのは、冷暖房完備のガレージにお気に入りのクルマを30台も保管しているような、大金持ちのことを言っているのではない。私たちのようなクルマ好きで、6台ほどの雑多なクルマを持ち、その入れ替えをいつも考えている人のことなのだ。

「テスラ・モデル3」は5台目候補の1台。

時々話題にしているが、我が家には現在4台のクルマがある(アルピーヌA110、ダチア・ダスター、フォード・レンジャー・ラプター、ミニ・クーパーS)。だが最近私は、5台目が来る気配を感じている。

とくにいまは、年代物のバイク(1919年以前の製造)を売りに出し、そのお金が手に入ったばかりなので。だが問題は、欲しいと思うクルマが、2ストロークのサーブ96(一番上の画像)に始まり、1925年式のダッジ・ツアラー、2ドアのレンジローバー、テスラ・モデル3、ランドローバーのシリーズ2Aまで、多岐にわたっていることだ。

息子の家のガレージ

ところで、私の息子の1人は近所に住んでいるが、5台目のことを考え始めたきっかけは、彼の家の使われていないガレージだった。このガレージのことがたびたび頭に思い浮かび、「あそこにクルマを入れよう」と考えるようになったのだ。

2ドアの「レンジローバー」も候補。

いま、私のささやかなラインナップにもう1台追加する環境は整ってきた。だが、いったいどうやってその1台を決定すればいいのだろうか? これは難問だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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