お値段は高めで推移 ホンダ・シビック・タイプR(FL5型)【UK中古車ガイド】 実環境ではFK8型が楽しい? 日本からの並行輸入車も
公開 : 2026.10.16 18:05
オーナーの意見を聞いてみる
スティーブン・ベイカー氏
「高性能なクルマを渡り歩いて来たものの、結局はタイプRに戻りました。かなり勇気のいる金額でしたが、後悔はありません。乗り心地は硬くロードノイズも大きく、ハードコアなクルマですが、運転姿勢や操縦系の感触は完璧。長時間でも意外と快適ですよ」

購入時に気をつけたいポイント
整備履歴と信頼性
ホンダらしく、FL5型でも信頼性は高い様子。足回りが硬く、タイヤは薄いため、内装のキシミ音やホイールの変形などには注意したい。サーキット走行を楽しまれてきた例は特に、整備記録とその内容は充分に確かめたい。
チューニング
メカニズムまでチューニングが及んでいる場合は、信頼できる人による作業か調べたい。標準のアルミホイールは重く、軽い社外品へ交換されている例は多い。
日常的な環境下での刺激

英国では、ポルシェ911の高性能仕様へ走りを例えるオーナーが少なくない。高負荷時には非常に高い能力を発揮し、ドライバーを満たすものの、日常的な刺激は薄め。排気音やトルクステアなど、先代のFK8型の方が実環境では楽しめたともいえる。
快適性
高速道路を安楽にクルージングできる俊足モデルをお考えなら、別を検討したい。ロードノイズの音量は、ゴルフ Rなどより大きい。ただし、荷室内へ防音材を追加すると、劇的に改善するというオーナーの声がある。
知っておくべきこと
英国で提供されたオプションは少なく、グレー以外のボディカラーと、間接照明が付くイルミネーション・パック、カーボン製トリムで差別化されるカーボン・パックのみ。2025年には、世界40台限定のアルティメット・エディションが10台導入されている。
北米では、DE5型アキュラ・インテグラ・タイプSを購入可能で、これはボディ違いのFL5型といえる。排気音はより官能的で、内装は上質で、普段使いしやすい。日本でも限定的に販売され、今後英国へ並行輸入される可能性は高い。
英国ではいくら払うべき?
3万5000ポンド(約728万円)〜3万8999ポンド(約810万円)
英国では、FL5型シビック・タイプRの事故車両が売られている価格帯。中には、廃車へ近い状態のものも。
3万9000ポンド(約811万円)〜4万3999ポンド(約914万円)
3年落ち程度で、走行距離が5万kmほどの例を英国では探せる価格帯。日本からの並行輸入車も含まれる。
4万4000ポンド(約915万円)以上

登録から1年未満や走行距離が1万5000kmを切るような、新車に近いFL5型を英国で狙うなら、この価格帯から。なかなか出てこないが、アルティメット・エディションは5万ポンド(約1040万円)以上を想定したい。
英国で掘り出し物を発見
ホンダ・シビック・タイプR 2.0 VTECターボ(英国仕様) 登録:2023年 走行距離:3万5400km 価格:3万8995ポンド(約811万円)
チャンピオンシップ・ホワイトの1オーナー車。これまでに3回、ディーラーで整備を受けている。状態の良さそうなFL5型としては、最安値の1台といえる。

















































































































