シトロエン新型『2CV』のデザイン一部公開 「ブリキのカタツムリ」復活 10月12日にコンセプトカー発表へ

公開 : 2026.10.07 07:45

シトロエンは欧州市場向けの低価格EVとして『2CV』を復活させる計画です。パリ・モーターショーでのデビューに先立ち、予告画像が公開されました。先代モデルを彷彿とさせるレトロなデザインを採用しています。

レトロなデザインの小型EV

シトロエンは、新型『2CV』のレトロなデザインを予告するティーザー画像を公開した。10月12日にコンセプトカーを正式発表する予定だ。

シトロエンのグザヴィエ・シャルドンCEOによると、来週開幕するパリ・モーターショーの目玉の1つとなる新型2CVは、欧州の消費者の「購買力」を取り戻すことを目的に開発されたという。同氏は「生活のために設計された、真の『国民車』になる」と述べた。

新型2CVの予告画像
新型2CVの予告画像    シトロエン

公開された画像には、フロントフェンダーの上部に配置されたドーム型のヘッドライトや、「ブリキのカタツムリ」と呼ばれた初期型2CVを思い起こさせるボンネットの窪んだラインが写っている。また、フロントフェンダーとボンネットの間にエアダクトが設けられており、これは後期型に見られた特徴だ。

ミシュラン製のタイヤを装着したスチール風ホイールも確認でき、初代2CVの開発に同社が深く関わっていたことを彷彿とさせる。

欧州の低価格車セグメントへ投入

AUTOCARは2025年1月、シトロエンが欧州向けの低価格帯モデルとして、2CVの復活を計画していると報じた。

新型2CVは、シトロエンブランドにおけるエントリーモデルとなり、小型四輪車『アミ』とBセグメント車『C3』の間のギャップを埋めるものと見込まれている。

新型2CVの予告画像
新型2CVの予告画像    シトロエン

EVとなる予定で、シャルドン氏は「電動モビリティを普及させる」と述べた。

シトロエンは以前、価格を1万5000ユーロ(約265万円)未満に設定すること、およびEUの「Eカー」規則(EU域内で生産される小型EVの販売を奨励する法案)を活用できるように設計されていることを認めていた。

「モビリティの未来を勝ち取るのは、最も複雑なクルマではなく、最もシンプルで直感的なクルマです。本当に重要なのは、時代に即したものであることです」とシャルドン氏は語った。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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