2CVをいよいよ発表! アルファ・ロメオ、シトロエン、DS、フィアット、オペル、プジョーのコンセプトカー6台を世界初公開 パリの前夜祭で勢い示す

公開 : 2026.10.12 11:25

10月11日、ステランティスは10月12~18日に開催されるパリ・モーターショー2026に先駆けて行ったイベント『ザ・ナイト・ビフォア』にて、9台がデビュー予定となるコンセプトカーのうち、6台を世界初公開しました。

『FaSTLAne 2030』戦略計画の具体的成果

10月11日、ステランティスは10月12~18日に開催されるパリ・モーターショー2026に先駆けて行ったイベント『ザ・ナイト・ビフォア』にて、9台がデビュー予定となるコンセプトカーのうち、6台を世界初公開した。

初公開されたのはアルファ・ロメオ、シトロエン、DS、フィアット、オペル、プジョーから各1台ずつで、イベント会場にはさらに60台以上の車両、9台のコンセプトカーも展示された。

ステランティスが6台のコンセプトカーを世界初公開。
ステランティスが6台のコンセプトカーを世界初公開。    ステランティス

ステランティスのジョン・エルカン会長、アントニオ・フィロサCEO、エマヌエレ・カペラーノ拡大ヨーロッパCOOは、先日発表した『FaSTLAne 2030』戦略計画が顧客中心の技術、製品、イノベーションを通じて、いかに具体的な成果に繋がっているかを強調。

拡大ヨーロッパ地域デザイン責任者のジル・ヴィダル氏は、コンセプトカーを発表し、ステランティスがいかに既成概念に挑戦し、未来へと加速しているかを示した。

中国車勢が押し寄せる欧州市場において、どのブランドも危機感を抱いている昨今。このコンセプトカー攻勢は、自身の勢いを内外に示し、押し返すための決意が感じられる。公開された6台のコンセプトカーは以下の通りだ。

アルファ・ロメオ・クオーレロッソ:ジュリア・サイズの4ドアモデル

全長4.7m、全幅1.98m、全高1.33m、ホイールベース2.93mとなる現行ジュリアに近いサイズの4ドア2+2モデル、『アルファ・ロメオ・クオーレロッソ』。クオーレはイタリア語で魂を意味し、アルファ・ロメオが昔から掲げてきた『クオーレ・スポルティーボ』(スポーツ魂)を連想させる。

2.9LのV型6気筒フルハイブリッドパワートレインにQ4、すなわち4WD、トルクコンバーター、カーボンファイバー製ドライブシャフトを組み合わせた。

アルファ・ロメオ・クオーレロッソ
アルファ・ロメオ・クオーレロッソ    ステランティス

マルチエネルギーアーキテクチャーを想定したブランドの未来を示すモデルで、全長4.7mまでのモデルや、クアドリフォリオ・バージョンに対応できる可能性を秘めているという。

シトロエン2CVコンセプト:いよいよ往年の車名とデザインが復活

往年の車名とデザインが、EV『シトロエン2CVコンセプト』としていよいよ復活。コンパクトなサイズの5ドアハッチバックで、単なる名車の模倣でなく、その普遍的な意義を失っていないアイデアを再構築。オリジナルの精神を受け継ぎながら、未来を見据えているという。

ヨーロッパ製で、1万5000ユーロ(約266万円)で提供される。市販化は2028年の予定だ。

シトロエン2CVコンセプト
シトロエン2CVコンセプト    ステランティス

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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